サラリーマンをやっているとよくわかりますが、給料ってほとんど上がらないんですよね。
最近頻繁に「若者の貧困」という根深い問題がクローズアップされていますが、これほんとうにそうなんですよ。
自分が聞いた限りになりますが、ほんとうにその給料で生活できるの!?という感じの収入しかない状態の人が多くて、まったくもってシャレになりません。
「相対的貧困にいる年齢層」
日本において相対的貧困が一番多い年齢層は、若年層(18-25歳)。その割合は19.7%(約5人に1人)である。過去数十年で貧困の年齢層は老年層から若年層にシフトしている。https://t.co/het0zgEnBd pic.twitter.com/rDLDeDxE23— OECD東京センター (@OECDTokyo) March 14, 2017
だから例えば副業をするとかして、収入源を多角化しないと先が危ないんですよ。
とはいえ、それでもすぐに収入が上がってくるという保証はありません。
そこで、ひとまずの対策として「節約できるところはする」というのは良い作戦です。
というわけで、ぼくが実際にやってみて効果が高かった節約術を3つピックアップしてみます。
即効性の高い節約術ベスト3!
ぼくは一人暮らし歴が長いので、節約方法などにはそこそこ詳しい自信があります。
どれも現場(=生活の場)で得た知識なので、役に立つかと思います!
- スマホ代を節約する。
- 食費を節約する。
- 電気代を節約する。
スマホ代を節約する。
大手キャリアで契約するスマホ代は、どれも高いものばかりです。
ぼくもそうだったのでよくわかりますが、電話はほとんどしない・データ通信はよく使う感じでしたが毎月7,000〜8,000円は支払っていました。た、高い…。
Twitterを見ていても、やはり同じような意見が多いですね。
折角の給料日なのにスマホ代にぶっ飛ぶのがムカつく~
しょうがないけどさ(笑)— さ な ち ぃ (@sany_10969_mwam) April 14, 2017
1万円て車の保険代もしくはスマホ代くらいだなー。やっぱり有ると大きい。
— 志築蒼@シノアリス:アリスノ推し (@sizukisou) April 14, 2017
家賃60k
スマホ代7k
ネット回線5k
バイク保険5k
ローン4k
水道光熱費7kツライ
— 酒呑かずさ@抱きまくライダー (@kazusa_toumaWA2) April 14, 2017
でも、いまは「格安SIM」という便利なものがあります。
契約内容にもよりますが、これを使えば毎月2,000円くらいまで維持費が下がります。現在、大手キャリアに毎月8,000円(年間96,000円)払っていたとしたら、それが毎月2,000円(年間24,000円)まで下がるんですよ。スゴくないですか?
ちょっと調べれば誰でも乗り換えられるので、これはぜひ使うべきサービスですよ!
格安SIMはいろんな会社からでていますが、いまイチオシなのはLINEモバイルです。データ通信残量に関係なくLINEがずっと高速通信+使い放題になります。内容があまりによかったので、ぼくも2017年に入ってすぐに乗り換えました。
または、いま現在auのiPhone・スマホを使っている方ならUQモバイルを選ぶと、「SIMロック解除」などの手続きをすることなくそのまま使うことができます。
食費を節約する。
生活費の中で、家賃の次にコストがかかるものといえば食費です。
食は健康維持・増進をする上で大事なものです。食べなければ、活動できなくなってしまいます。だから、食費をあまりにケチってしまうのは、本来は大変危険です。だからといって外食をしまくったらお金がかかりますし、あれこれ買い込んでくるのも高くついてしまいます。
これにはいくつか節約方法がありますが、ぼくが実践していて即効性が高かった方法が2つあります。
1,ご飯を炊いて冷凍庫に小分け保存しておく(ご飯代の節約)
一人暮らしをしているなら、確実にやっておきたいのがご飯の常備です。
主食になるご飯が常にあれば、どんなに忙しい時でもおかずを買ってくればそれだけで立派な食卓になります。
そうはいっても、ご飯をずっと保温しておくのは電気代のムダですよね。そこで1週間に1回ご飯を炊いて、冷ましたら小分けして冷凍庫に保存しておく方法をオススメします。
特に一人暮らしの場合は、ご飯をすべておにぎりにして冷凍保存しておくと、忙しい朝でも電子レンジで解凍すればすぐに食べられますので、オススメです。
2,浄水ポッドを買って、水道水を濾過して飲む(飲料水代の節約)
生きていく上で欠かせない「水」ですが、コンビニの天然水が安く売っているので、近所で買っている方は多いのではないでしょうか。
でもこれ、よく比較してみると、結構高いことがわかります。
天然水2Lが100円前後、500mlが100〜130円くらいで売っていますが、浄水ポッドを買ってきて水道水をろ過すると約16.7円です。このほうが圧倒的に安いことがよくわかりますね。
水だけでは飽きると思った方は、ピッチャーとお茶パックを用意して、先ほどの浄水ポッドで濾過した水でお茶を作ると、おいしいお茶が飲める+コストが大幅に削減できて一石二鳥です。

ぼくは水を毎日大量に飲むので、浄水ポッド+ピッチャー2本を常備して、ローテーションしながら使っていました。
電気代を節約する。
電気代を抑えるのはなかなか難しいです。
なぜなら、電気を使って動かす家電が自宅内にたくさんあるからです。
パソコン・テレビ・シーリングライト・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどなど、それらを動かすためには電気が必要ですし、必要だからこそ使っているものたちです。
ですが、これらもしっかり管理すれば、ある程度まで電気代を抑えることは可能です。かんたんなところでは、使っていない部屋の明かり・テレビは消すとか、エアコンの設定温度を調整するとかです。
ぼくは一人暮らしの自宅でシーリングライトをつけたことがほとんどありません。USB接続タイプのLED電球を使っていて、夜はそれをつけて過ごしています。これで十分明るいですし、これ以上明るくする必要を感じないので、ずっとこればかり使っています。

エアコンは設定温度を調整することで電気代を節約できますが、加えて言うなら窓に断熱シートなどを取り付けると、より高い節約効果が期待できます。
賢く楽しく節約して、豊かに暮らそう。
収入があがらないし貯金もできないから、それなら節約!とがんばるのはいいことです。
でも、節約ばかり気にしてしまうとあれもこれもできなくなってしまって、なんだか窮屈になってしまいます。せっかく生活を少しでも豊かに使用と思ってやっているのに、反対に縮こまってしまったら意味がありません。
だから、できるところはしっかりやって、そうでないところはあまり気にしないようにするのがオススメです。メリハリをつけて「これはやる」「これはやらない」という風にしておくのが良さそうです。
一昔前に比べたら、いまはいろんなサービスを自由に選べるようになってきました。それを知らずにずっと同じサービスを使い続けている人が圧倒的に多いのですが、少し調べて理解すれば、維持費をガクッと下げる方法はいくつもあります。それらを見つけてきて使うというのも、現代を生き抜くサバイバルスキルのひとつと言えそうですね。
上記にあげた3つの節約術は、どれもわかりやすくて効果の高いものばかりです。記事のとおり沿ってやっていけば、自然とコストが下がるはずです。知らない・わからない・調べ方がわからないでは、この先も搾取され続けてしまいます。まずは自分で調べるところからはじめてみませんか?
一手間必要かもしれませんが、節約効果は期待できますので、ぜひやってみてください!