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失敗しないノートパソコンの選び方と注意点・7つのポイント

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当ブログに足を運んでくださっている方ならお気づきかと思いますが、ぼくはITデバイス・ガジェット類が大好きです。

小学校時代にパソコン部でPC-98をいじったのがはじまりで、それからいままで新しい技術・製品への興味は年々増すばかりです。

その一端をこのブログに書いているのですが、読んでくださった読者さんや友人からアドバイスを求められる機会が増えました。

その中でも、ノートパソコンの選び方について聞かれたときは、ぼく自身がこだわっているポイントを踏まえて7つのアドバイスを必ずしています。

PCの進化は日進月歩なので、アドバイス内容もアップデートしてはいますが、おさえるべきポイントはそう大きくは変わっていませんので、今回はそれについてまとめます。

ノートパソコンに限った話になりますので、ここではデスクトップPCは対象外です。

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【大前提】まずWindows・Macのどちらにするかを選ぶときのポイント

ノート・デスクトップ関係なく、パソコン購入を検討する時にまず最初に選ぶのがOS(オペレーティング・システム、基本ソフトのこと)です。

現在販売されているパソコンは、基本的にこの2種類のどちらかになります。

  • Windows10(マイクロソフト製)
  • MacOS(アップル製)

パソコンには必ずどちらかが入っていますが、見た目や使い勝手が異なるので、各自の好みで選んだり、用途を考えて選ぶことになります。

しかし、すでにWindowsのユーザーがMacを選ぶ、またはその逆でMacユーザーがWindowsを選ぶ場合は、購入金額を考えたら冒険に近いですよね。

ここで悩む人が多いようですが、どっちも使っているぼくからすると、正直どちらもそんなに変わりません。

OSごとに異なる使い勝手・クセに自分がついていけるか・慣れるかだけの問題ですので、店頭でさわって感触が良い方を選べばOK。

それくらいの差なので、ここで意識するべきなのはOSそのものではなくて、「 まわりに聞ける人が多いのはどちらなのか? 」です。

なぜなら、困った時や必要なときに情報交換できるほうが間違いなくラクだからです。

「みんな持ってるし、カフェでドヤりたいからMacを選んだ…けど、まわりに持ってる人がいなくて困っても聞けない」とかだったら困りますよね?

だから、自分が新PCに求めることを考えた上で、好きなOS + 聞ける確率が高いほうを選ぶのがベターです。

【Mac限定】本体にWindowsをインストールできる

これはMac限定の話になりますが、標準で備わっている「 BootCamp 」という機能を使うと、Mac本体内にWindowsをインストールできます。

インストール後は、起動時にどちらを使うのか選ぶことができるようになります。

どっちのOSも使いたいと考えている方は、Macを購入 + WindowsOSだけを別途購入しましょう。

 

失敗しないパソコンの選び方と注意点・7つのポイント

大前提をクリアした上で、ぼくが考える「失敗しないパソコンの選び方と注意点」について、7つのポイントを挙げていきます。

 

1,画面は13インチ前後・重さは1.3kgくらいまでにする

ノートパソコンはそれ1台でどこでも作業できる・気軽に使える機動力がウリです。

持ち運びする前提であれば、あまりに大画面すぎたり、重すぎる製品は持ち運びづらくなります。

体力に自信がある・車通勤が中心であれば持ち運ぶ時間が短くなるので良いかもしれませんが、電車通勤などで毎日重いパソコンを持ち運ぶのはなかなか酷です。

画面サイズも同様で、画面が大きい=本体がそれに比例して大きくなるので、持ち運びするときにかさばります。

ぼくが以前使っていたMacBook Pro 15インチは約2kgあって、つまりお米2kgを毎日持ち運んでいるのと同じだったわけですが、身体への負担が大きすぎて結局より軽い製品に乗り換えました。

順を追って考えていくと、画面は13インチ前後(A4ファイルサイズあたり)で、重さは1.3kgくらいまでがベターではないでしょうか。

これより小さくて軽い製品はたくさんありますが、その分バッテリーやその他スペックが犠牲になっている場合が多いので、日々満足に使うためには軽さばかりを追求しないほうがいいでしょう。

 

2,ストレージは128GBあればじゅうぶん

本体内のストレージ容量ですが、128GBもあればじゅうぶんです。

もちろん、それより大容量なほうがファイルをたくさん収納できて便利ですが、その分価格に跳ね返ってきます。

逆にこれより少ないと、今度はOSのアップデート等が満足にできなくなる可能性が出てきます。

いまはクラウド全盛期なので、自分のファイル・データ類はDropboxなどにアップしておいて、本体には置かないようにすれば、本体容量を気にしなくて済みます。

この場合ネット環境が大事になりますが、ネットがない状況でパソコンを使うことはそんなに多くないので、そこまで心配しなくていいかと思います。

主に家庭内で使うのであれば、クラウドではなく外付けハードディスクにデータを逃がすのも手ですね。

 

3,キーボードにテンキーが付いていないものを選ぶ

これはぼくが絶対譲れないポイントで、ほかは妥協できたとしてもここは死守します。

ノートパソコンにテンキーがついていると、メインのキーボードが画面に対して左側にズレて大変使いづらいです。

下図はノートパソコン・キーボード側のイメージですが、右側・赤い部分にテンキーがある製品って意外と多いんですよね。

ぼくだけなのかもしれませんが、メインのキーボードは画面の正面にあったほうが使いやすいです。

それが、テンキーがあるせいで左にずれて、正面で打てなくなってしまいます。

たったこれだけのことですが、文字入力するときの快適さが大きく変わります。

テンキーはあれば便利ですが、必要だったら外付けで用意すればいいので、ノートパソコン本体にテンキーは不要というのがぼくの持論です。

 

4,安い製品or高すぎる製品は選ばない

一昔前は高額だったノートパソコンですが、いまは安くなって、3万円くらいから手に入る製品も出回っています。

例えばこれとか、4〜5万円程度で買えるのに評判が良いとあって、ぼくも気になっています。

Amazonのレビューなどを見て「価格も安いしこれを買おう!」と考える方も多いはずです。

でも、ぼくはこれを1台目のパソコンとしては絶対にオススメしません。

なぜなら、メインパソコンとして使うには少々パワー不足で、長く使うことを考えたらかなり近い将来に不満を覚える可能性が高いからです。

安い製品は、スペックもそれなりです。

安くするために、高スペックな製品とは差がつけられています。

「そこそこ使える」とわかって購入するならば良い製品だと思いますが、それはメインPCとしてではなく、2台目・3台目のサブPCとしてだったら妥協できるからではないでしょうか。

もちろん、安い製品が悪いわけではなくて、あくまで最初の1台だったり、メインPCの買い替えを考えたときに役不足という意味です。

反対に、高スペックで機能てんこ盛りな高すぎる製品を買うのもやめておきましょう。

必要であれば購入するべきですが、そうでなければわざわざ高すぎる製品は不要です。

スペックで買い物するのではなく、求める用途に見合った・それよりちょっといいくらいのスペックまでにおさえておくべきです。

あくまで参考値でしかありませんが、10〜15万円前後で買えるモデルを狙うのが良いかと思っています。

それより安く買えて、性能がいいようであれば、そちらを狙うのもアリです。

 

5,通常のラップトップ(いちばんシンプルなノートパソコン)タイプを選ぶ

一言でノートパソコンと言っても、最近は「2in1」と呼ばれる変わり種が出ています。

  • ディスプレイ部分とキーボード部分が分離して、ディスプレイだけでタブレットとして使える(セパレート)
  • ディスプレイ部分が360度回転(キーボードの裏側)にきてタブレットになる(コンバーチブル)

ブロガー仲間でこちらの製品を使っている方がいましたが、確かに便利そうでしたし、本人も気に入って使っていました。

1台でノートパソコンとしても使える + タブレットとしても使えるとなったら、きっと誰だって便利だと思いますよね。

でも、1台目のパソコンとして購入するのであれば、こちらはオススメしません。

新PCに求める用途が合うようであれば購入していいと思いますが、変わり種要素が必要でなければ、他の機種を購入したほうが無難です。

ここは一番シンプルでオーソドックスなノートパソコンを買いましょう。

 

6,Officeの有無で選ばない

仕事で使わない人はきっといない(と思う)ソフト・Officeですが、個人用で購入する場合はこちらの有無で選ばないほうがいいです。

昔は多くのWindowsパソコンにあたりまえのようにインストールされて販売されていましたが、現在は逆にオプション扱いになっているケースが増えて、そのぶん本体の値段が安くなりました。

結局あとから購入するのであれば昔と同じなのかもしれませんが、要るか要らないかわからない・たいして使うことがないのであれば、Office入りの製品を買う必要はないでしょう。

有料・無料ありますが、いまではMicrosoft Officeもオンラインで使えるようになっていますし、オンラインで良ければ完全無料で使えるGoogleのOfficeスイート(スプレッドシート・ドキュメントなど)もあります。

Macにはアップルが用意した無料のOffice製品・iWork(あいわーく)がありますので、使い勝手の違いはありますが、あえてMicrosoft Officeだけにこだわらなくても良さそうです。

 

7,足りない機能は外付けで済ませるくらいでちょうどいい

13インチ・1.3kg・128GBストレージ・テンキー無しノートパソコンを購入したあとで、それだけでは物足りないときがくるかもしれません。

  • 画面がちょっと小さい・もっと大きな画面で作業したい
  • ストレージが不足してきた
  • 表計算を使うときにテンキーがほしい

もしそう感じたら、わりきって外付けの製品を購入しましょう。

  • 大画面がほしい → 液晶ディスプレイを買う
  • ストレージが不足 → クラウドストレージを使う(有料・無料あり)or 外付けハードディスクを購入する
  • テンキーがほしい → テンキーのみを買う or デスクトップ用フルサイズキーボードを用意する

全部の要望を備えたノートパソコンもありますが、そのぶん重さ・大きさ・価格に跳ね返ってきます。

そんなてんこ盛り製品を買うよりは、持ち運びできる最大限のサイズ・重さの中に欲しい機能が備わっている製品を選ぶほうが、後々まで快適に使えるポイントです。

ノートパソコン1台ですべてをまかなおうとはせず、お金はかかりますが、足りない機能はあとから付け足すほうがオススメです。

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いまぼくが購入したいノートパソコン・3選

上記のポイントをふまえて、ぼくがいま購入したいと思うノートパソコンを3つ挙げます。

  • MacBook Pro 13インチ(非タッチバー搭載モデル)
  • DELL XPS13
  • ThinkPad X1 Carbon

 

MacBook Pro 13インチ(非タッチバー搭載モデル)

Macのノートパソコンは種類がいくつかありますが、性能と価格のバランスが一番良いと思うのがこれです。

13インチ・1.37kgはドンピシャですし、性能はお墨付きですし、これさえ買ってしまえば言うことなしです。

今後発展するのかわかりませんが、現状そこまで活用しないであろうタッチバーは不要だと思うので、買うなら従来のファンクションキーが備わったモデルを狙いたいです。

こっちのほうが若干お安いのもポイントですね。

 

DELL XPS13

Windowsノートパソコンを選ぶなら、こちらはぜひ検討したいです。

ディスプレイ周囲が狭額縁になっているおかげで、13インチなのに本体が11インチクラス・重さ1.22kgと、モバイル向けになっています。

公式オンラインショップで最小構成(カスタマイズをまったくしていない状態)を見ると、10万円を切るお値段で購入できる点はうれしいですね。

 

ThinkPad X1 Carbon

Windowsノートパソコンを検討するなら、こちらも外せません。

老舗のブランド・ThinkPadの最新ノートパソコン「ThinkPad X1 Carbon」は、14インチ画面が13インチの筐体に収まっています。

それに加えて、打ち心地がいいと定評のあるキーボードと、タッチパッドとは別に「トラックポイント」と呼ばれる赤いポッチが搭載されています。

ThinkPadにはファンも多く、一度使ったら手放せないという方もいらっしゃるそうです。

Windows搭載モデルではありませんが、ぼくもThinkPadのキーボードにハマったクチなので、ファンが多いというのにもうなずけました。

 

【まとめ】なるべく長く快適に使えるパソコンを買いましょう

最後にもう一度まとめます。

  1. 画面は13インチ前後・重さは1.3kgくらいまでにする
  2. ストレージは128GBあればじゅうぶん
  3. キーボードにテンキーがついていないものを選ぶ
  4. 安い製品or高すぎる製品は選ばない
  5. 通常のラップトップ(いちばんシンプルなノートパソコン)タイプを選ぶ
  6. Officeの有無で選ばない
  7. 足りない機能は外付けで済ませるくらいでちょうどいい

 

パソコンは消耗品です。

大事に使っていてもいつか製品寿命がきますし、型落ちした結果OSアップデートができなくなる場合もあります。

そうは言っても毎年買い換えるのは金銭的に難しいので、なるべく安くて、すこしでも長く快適に使える製品を選ぶのがポイントではないでしょうか。

ここで挙げた7つのポイントは、ぼく自身のこだわりと経験則から成り立っているものですが、この基準で選べば後々になって不満が出る確率は激減するはずです。

もしこれからノートパソコンを購入されるようでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年4月生まれ。東京都出身。ギター弾き×Webライター×ブロガー。 ブログを書きまくってたら会社を辞めることになりました。それを期に好きなことだけして生きています。 自身の好きなこと・スタイル・考えなどを発信中。 ⇒詳しいプロフィールはこちらから。