いま「クラウド」と言ったら、ほとんどの人が「クラウドサービス」を想像しますよね。
クラウドサービスとは、インターネット上にあるサービスをネットワーク経由で手元のデバイスで使うことを指しています。
「わたしは使っていません!」という人にときどき出会いますが、それはただ気が付いていないだけで、スマホを持っている人だったら100%必ず使っています。
ぼくがよく使うサービスの一部だけみても、これくらいあります。あなたもどこかで見覚え・聞き覚えのある名前はありませんか?
- iCloud(Apple)
- iTunes Match(Apple)
- Googleアカウント(Google)
- Dropbox(Dropbox)
- サイボウズLIVE(サイボウズ)
ぼくは最近Googleの「ChromeOS」を搭載したパソコン・Chromebookを使っているので、それだと設定も含めた全データをクラウド上に預けることになります。もはや手元のデバイスはタダの箱でしかありません。
どのサービスもデータをすべてクラウド上に預けておくので、対応するどのデバイスからでもデータを読み出すことができる優れものです。
こういうサービスに慣れてしまうと、毎日の生活でもなるべくクラウド的な発想のもとに運用したいと思ってしまいます。
ずばり「クライド的生活」にあこがれているんですよね。
ぼくが考えるクラウド的生活。
ぼくが一人暮らしをしていたとき、自宅機能をアウトソーシングすることを常に考えていました。
なるべくものを持たないようにするために、代わりになるものがあるならそれを使って、自分では持たないようにすることばかりを考えていたんですよね。
そのとき実際にやっていたこと+これからさらに推し進めたい「クラウド的生活」とは、こんな感じです。
- プリンターは持たない(コンビニで済ます)
- 本は買わない(Kindleで済ます)
- CDは買わない(レンタルショップで借りる・iTunesで購入・Spotifyで聴く)
- 音楽データは持たない(iTunes Match・Google Play Musicに預ける)
- 冷蔵庫は持たない(コンビニで済ます)
- 洗濯機は持たない(コインランドリー+洗濯板で済ます)
1,プリンターは持たない(コンビニで済ます)
東京周辺に住んでいればコンビニはたくさんあるので、そこに置いてあるプリンターを活用していました。
コンビニのプリンターは家庭用とは比べ物にならない性能を持つ業務用なので、印刷の精度が高いのもうれしいポイントです。
セブンイレブン限定だと思いますが、印刷したい書類データをオンラインで送信しておけば、コンビニですぐに印刷することができます。
このサービスはいまでも頻繁に使っています。
2,本は買わない(Kindleで購入する)
一人暮らしをしていると、本ですらかさばるもののひとつです。
一度読んでしまえば不要ですし、それを売りに出すのも手間ですので、それならば!と思って本はすべてKindleに置き換えました。
まるで本棚を持ち歩いているような感覚は新鮮で、いつでもサッと読めるのは手軽でうれしいです。
3,CDは買わない(レンタルショップで借りる・iTunesで購入・Spotifyで聴く)
本と同じ理由で、いまはiTunesなどに取り込んで聴くのが一般的なので、一度取り込んだらCD自体は不要です。
それだったら、最初からCDは買わずにダウンロード購入するか、またはレンタルショップで借りてくるほうが手間がありません。
最近Spotifyを使い始めたので、登録されているあらゆる音楽が1ヶ月たった980円で聴き放題になりました。
こうなると、もはや音楽データを購入することすらしなくなりますね。
4,音楽データは持たない(iTunes Match・Google Play Musicに預ける)
CDは買わなくなりましたが、以前持っていたCDはすべてiTunesに登録しています。
手元においておくとMacのストレージや外付けハードディスクを占有してしまうので、そうならないようにiTunes Matchに預けることにしました。
年間3,980円かかりますが、10万曲まで預けることができます。これさえあればMacやiPhoneのストレージ容量が小さくてもこまりませんし、通信環境さえあればいつでも音楽データを呼び出すことができます。
要らないCDはすべて売却処分すれば、家の中からまたひとつモノを減らせますね。
Googleにも同様のサービス「Google Play Music」があります。こちらは無料で50,000曲まで預けることができます。いまから使い始めるならこちらのほうがオススメです。
5,冷蔵庫は持たない(コンビニで済ます)
一人暮らしを始めた当初、約3ヶ月ほどは冷蔵庫を持たずに生活していました。
コンビニがすぐ近くにあり、必要ならば買いに行けばいいと考えていたからです。
自炊したり朝食用おにぎりを冷凍保存するために結局購入するに至りましたが、冷蔵・冷凍保存しなければいけないものがなければ問題ないので、ここは考えようによっては冷蔵庫を持たなくても生活できそうです。
6,洗濯機は持たない(コインランドリー+洗濯板で済ます)
一人暮らしの物件近くにコインランドリーがなかったのですぐに購入してしまいましたが、こちらも持たない生活は可能です。
コインランドリーの近くに住めばいい話なので、これは比較的簡単に実現できます。
もし万が一急ぎで洗いたいモノがあったら、お風呂に入るついでに洗濯板で洗ってしまえばOKです。
自分で洗うぶん手間はかかりますが、大幅な水道代・電気代の節約にもなります。
持たないライフスタイルは作れる。
文明が発達したせいで、コストをかけてでも「使ってあたりまえ」と思っているものが多いですよね。
ちょっと工夫すればいくらでも代用できるものはありますし、コストをかけずにできてしまうものもあります。
生活の中でできることを創意工夫するのはとても大事なことなので、どうすれば「持たない」で済むのかを考え続ければ、自然と持たずにできることが増やせます。
いまの生活の中でなにを持たずに済むか、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか?