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ぼくが移住・多拠点生活を真剣に考えている4つの理由。

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ぼくは移住を真剣に考えています。

世の中では「断捨離」や「ミニマル思考」「ミニマリスト」などがよく言われていますが、ぼくの中ではこれらの延長線上に「移住」があるんですよね。

もちろん、移住した先で実際に生活してみたら思い描いているとおりになるかはわかりませんが、少なくとも「東京」という選択肢は非常に薄いです。

東京で生まれ育って、現在も東京で生きているぼくが、なぜ移住を真剣に考えているのか。

それをまとめてみます。

 

ぼくが移住・多拠点生活を真剣に考えている4つの理由。

ぼくが移住・多拠点生活を真剣に考えている理由は、大きく3つあります。

細かいことを言えばたくさんあるのですが、あえて3つに絞るとこうなります。

  1. 人混みとビルが嫌い。
  2. 東京の家賃の高さにうんざり。
  3. 子育てを東京(都会)でしたくない。
  4. 地方の良さ・優しさに触れてしまったから。

 

1,人混みとビルが嫌い。

ぼくはビルが大っ嫌いです。

ビルそのものが嫌いというわけではなくて、そこに集まる人の多さがイヤなんです。

昨年まで住んでいた武蔵小杉エリアがまさにこれで、横須賀線が乗り入れて、タワマンが立ち並んでしまった結果、人の量が激増しました。あのビル群の中にたくさん人がいるかと思うと、苦手意識のせいでちょっと気分が悪くなるんですよね。

数年前に住み始めた頃はそこまでひどくなかったのですが、ここ2年くらいは人口が急増してしまいました。おかげで週末は飲食店に入りづらくなりましたし、買い物も一苦労でした。

ただでさえ人混みが嫌いなのに、ひとりの住民としてはとても住みにくかったです。タワマンの谷間ではなくて、自然の中で落ち着いて生活したいです。

 

2,東京の家賃の高さにうんざり。

東京はどこにいっても家賃が高いです。

ぼくが住んでいた1件目の物件は1ルームでしたが、駅徒歩3分と好立地だったせいか家賃80,000円でした。さすがに高いのでなんとかしたいと思って、引っ越した先の2件目の1ルーム物件は70,000円でした。結局2件とも高くて、でも狭いのに、ずいぶん家賃に給料を持って行かれたな…というのが正直な感想です。

これより安い物件ももちろんありましたが、あまりいい条件のところがなかったので、当時としてはこれが最良の選択だったんですよね。

これが地方へ行くと状況が一変します。以前調べた越後湯沢近辺の家賃相場は、駅から徒歩数分のところでも2LDKで50,000円でした。この広さでこのお値段は破格ですね!

ずっと気になっている高知のことはよく調べていますが、こちらも家賃が30,000〜60,000円くらいで、そこそこの広さが借りられるところが多そうです。

越後湯沢にしても、高知にしても、ぼくが住んでいた武蔵小杉エリアよりもはるかに安くて、しかも広いんですよ。これはお得ですね。

 

3,子育てを東京(都会)でしたくない。

これは切実なのですが、子育てをあの人混みの中で絶対したくないんですよね。

どこへ行くにも電車のラッシュにもまれなくてはならないなんて、ツラすぎるでしょう。

不幸にも通勤ラッシュの時間帯に電車に乗らなくてはならない場合、あの周囲から浴びまくる刺さるような視線が痛いですし、そんな中に連れて行きたくないです。

この点に関しては、なんとしても脱出したいと思う、とても強い動機になっています。

 

4,地方の良さ・優しさに触れてしまったから。

ぼく自身が興味を持って「移住」を考えるようになってから、実際に自分の足で動いて、現地を見てきました。

そこで見たものは、地方の良さと優しさです。

東京のようなギスギス感がなくて、でも地方都市には程よく都会感があるんですよ。縁あって出会った人たちは、みなさんとても優しく紳士的に接してくださいました。あの体験は、ぼくの中で「移住」の気持ちを強くしてくれました。

食べ物がおいしいっていう点が見逃せません。地のものの良さ・味を知ってしまったら、普段食べている野菜の味気なさがとても気になってしまいました。こんなにも違うものなのか!と衝撃を受けたのを覚えています。しいたけがこんなにも美味しいものだったということを、高知ではじめて知りました。

2016年末にイケハヤ農場から頂いた柚子は最高でしたよ!

土地の恵みを頂いて、その味を知ってしまったので、まさに「胃袋をつかまれた感」があるんですよね。

 

地方に幻想を抱いてはいけない。でも地方はフロンティアだ。

少し前まで「移住」と聞くと特別な人が行くもののような感じに聞こえていました。

もうすっかり定着して、多くの方が移住するようになりましたよね。

移り住んだ方の話を聞くと、ほとんどの方が「移住して良かった」と仰っているのをみて、やっぱり東京にはない魅力があるんだな!といつも感じています。

ブームではないと思っていますが、他人が良いと言っているから自分も良いのではありません。生活の場を地方に移すというのが「移住」です。自力で生活しなければ生きていけませんので、甘いことはいっていられませんし、幻想を抱いては危険です。

それでも移住っていいな・ぜひ行きたいと思うのは、都会では絶対に手に入らない生活の質・人の良さがあるからです。それでいて、東京や大都市にあるような、ずっと何かしていなければいけないという脅迫観念のようなものがないんですよ。

それらを断捨離して、ミニマルにシンプルに生活しようと思ったら、地方はとてもいいフィールドだと思うんですよね。

というわけで、ぼくがなぜ移住をしたいのか?どう考えているのか?という、移住を真剣に考える4つの理由をまとめてみました。

ぜひひとりでも多くの方がもっと気軽に、でも真剣に、生き方の選択肢のひとつとして「移住」を選べるようになればいいなと思っています。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年4月生まれ。東京都出身。ギター弾き×Webライター×ブロガー。 ブログを書きまくってたら会社を辞めることになりました。それを期に好きなことだけして生きています。 自身の好きなこと・スタイル・考えなどを発信中。 ⇒詳しいプロフィールはこちらから。