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移住検討者視点で考える、越後湯沢に住むメリット・デメリット。

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ぼくは越後湯沢が大好きです。

スキーをしに行っているので、1年のうち冬シーズンのわずかな期間しかお世話になっていませんが、この時期に行けることをいつも楽しみにしています。

スゴいことに毎年必ず行っていて、かれこれ15年近くは連続して行っています。改めて考えるとずいぶん行ってますね。でも、何回行っても冬の越後湯沢はやっぱり好きなんですよね。いつか夏の時期にもじっくり見てみたいなぁとは思っています。

いっそのこと住んじゃえばいいんじゃないか?と考えたこともありますが、ここ2年くらいでせっかく全国あちこちの地域を気にして・実際に見て回っているので、同じように越後湯沢に自分が移住するとなったら「どう感じるか」という所感をまとめてみます。

「 いまは東京に住んでいて、これから越後湯沢に住もうと考えている 」という設定で検討してみます!

 

越後湯沢に住むメリット4つ

まずはメリットを4つ挙げてみます。

  1. 越後湯沢→東京まで約80分で行ける
  2. 自然が豊富・食が豊か
  3. 移住・子育てに適したサポートが用意されている
  4. 家賃が安い

 

1,越後湯沢→東京まで約80分で行ける

越後湯沢から東京に出ようと思ったら、上越新幹線で約80分ほどでたどり着けます。思っている以上に近いですね!

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途中乗り換えはないので、一度乗ったらしばらくじっとしていれば、あっという間に東京に到着します。

東京駅まで80分だと、例えば神奈川・千葉の奥地から東京へ出てくるのとそう変わらないか、もしかしたら近いくらいですよね。なんだったら、広めのシートにゆっくり座って通勤できる新幹線のほうがラクかもしれません。

 

2,自然が豊富・食が豊か

わかりきっていることですが、やっぱりこれは外せません。

越後湯沢には圧倒的な自然があり、生活するには最高な環境が整っています。都会にいてもちょろっと生えた街路樹を見るくらいが関の山ですからね…話になりません。

食においても越後湯沢はすばらしい環境が整っています。山々から注がれる水がおいしくて、そのおかげで米・野菜がとてもおいしいです。県内には日本海に面しているところもあるので、新鮮な海の幸が豊富にあります。

地元で採れた舞茸を天ぷらにして食べるのとか、ウマすぎてヤバいです。

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おいしい水でおいしい米を炊き上げると、当然おいしいご飯が食べられます。ぼくはスキーで3日間くらい滞在すると、1食で3〜4膳くらいは白米食べてます。あまりにおいしくて、自分でもすごいと思うくらい食べてます!

 

3,移住・子育てに適したサポートが用意されている

湯沢町は移住者に対して様々なサポートを用意されています。

それらの情報は「湯沢町移住定住促進プロジェクト」にまとまっています。

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(引用:湯沢町移住定住促進プロジェクトより)

子育て支援や、通勤・起業支援、各種住宅支援などがそろっています。「スクスクゆざわ」に情報がまとまっていました。

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(引用:スクスクゆざわより)

見るとわかりますが、子育て支援はかなり手厚いですね。

  • 子育て応援・児童手当・妊産婦医療費助成・不妊治療費助成などの各種助成が豊富にある
  • 18歳以下の子どもの医療費を全額無料
  • 小学3年生までの病児・病後保育
  • ひとり親支援

これ以外にも手厚い助成がありましたが、パッと見ただけでもかなり手厚いのが伺えます。

他にも、おもしろい取り組みとして、保育・小・中まで一貫して教育する「湯沢学園」が挙げられます。

12年間一貫した教育が受けられるというのは、少子化に対する地域の答えとして、とても興味深いものです。

 

4,家賃が安い

ちょっと調べると出てくる賃貸物件情報を見ていると、ほんとうに安いですね。

パーッと見た限りですが越後湯沢駅から徒歩数分にある物件で、2LDKで5万円前後とか出てきましたね…めっちゃ安い!

これが東京だと軽く3倍以上になりますからね。ほとんど家賃のために働いているようなものですよ。

 

越後湯沢に住むデメリット3つ

メリットを見るとすごく良さそうなのはわかるのですが、いちおうデメリットも考えてみます。

  1. 雪が深いので、雪対策が必須
  2. 車がないと生活できない
  3. 住むエリアを考えないといろいろ大変

 

1,雪が深いので、雪対策が必須

新潟県は雪が深いエリアです。もちろん、越後湯沢にも雪はたくさん降ります。

ここ数年の状況を見ていても、年によってはかなり降ったときもあります。2017年にスキーに行ったときはそれほどでもないと言われていましたが、それでもご覧のとおりです。

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これくらいは降り積もるので、克雪が必要になります。毎日の除雪や、住宅のメンテナンスなど、やることはたくさんあります。

悲しい話ですが、除雪作業中に屋根から落ちる…なんていうこともあるので、そういうリスクが隣りにあることを理解しておくべきでしょう。

 

2,車がないと生活できない

ここで生活するには、車は必須です。

例え駅近に住むとしても、そこから買い物に行ったりするのには必要になりますよね。

当然、冬の間も買い出しやらお出かけやらで使うので、雪道を運転することになります。十分な運転技術がないと危険が伴います。

仮に東京での運転に慣れている人でも、雪道は勝手が全く違うということを強く意識しておく必要があります。

 

3,住むエリアを考えないといろいろ大変

ひとくちに「越後湯沢」といっても、とても広大なエリアになります。

ここからさらに「苗場」にも足を伸ばせますが、仮にそちらに住んでしまうと、普段の生活で苦労することになります。近くにコンビニがない、スーパーがない、病院がない、郵便局がない…という問題が出てくるでしょう。

いいところなのは十分理解していますが、生活することを考えたら、やはり駅近で、1年をとおして栄えているエリア付近に住むのが賢明と言えそうです。

そこでの生活に慣れてきたら、好きなエリアへ足を伸ばすのはいいですよね。いわゆる「2段階移住」ですね。

 

越後湯沢イイね!

長々と書いてきましたが、ぼくが見た限り、越後湯沢は移住者にとっての各種サポートがそろっていて、かなり生活がしやすそうです。

ここを移住先として選ぶのはアリですね。試しに短期移住でもしてみようかなぁ。

ただ、残念ながら移住ポータルサイトがあまりにサッパリしすぎててとても使いづらいです。あれがもうちょっとなんとかなったら、より多くの移住希望者にリーチできると思うんですけどね…。すごく魅力があるのに、ついている名前もなんだし、いろいろもったいないです。

「移住」がメジャーになりつつあるいま、先行して地域に入っていくのは個人の強みになるとぼくは考えています。

スキーヤー・スノーボーダーのみなさん、雪が好き・寒くても平気・自然を感じられるところに住みたいと考えているみなさん、東京まですぐに出られるところに住みたいと思っていたみなさん、そんなわがままを全部叶えてくれる移住先が越後湯沢にはありますよ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年4月生まれ。東京都出身。ギター弾き×Webライター×ブロガー。 ブログを書きまくってたら会社を辞めることになりました。それを期に好きなことだけして生きています。 自身の好きなこと・スタイル・考えなどを発信中。 ⇒詳しいプロフィールはこちらから。