Chromebookを使っていたら自然とチカラが身につきました。
Chromebook Flipを使いはじめて1年。
当初は軽い!速い!安い!と騒いでいましたが、そのポイントすべてがほんとうにその通りだったので、いまでは外出時のお供として必ず持ち歩くようになりました。
そうやって使い続けていくうちに、ぼく自身はかなり鍛えられたんですよね。
そう、Chromebookはユーザーを鍛えてくれるんです。
Chromebookを使うことで鍛えられた2つのチカラ。
Chromebookは「こういう風に使ってよ!」「もっとこんな感じで使おうよ!」とユーザーに要求してくるデバイスです。
Mac・Windowsにある「なんでもできるよ」「なんでもやってよ」というメッセージとは方向性がまったく違うのですが、この要求に応えていったらぼく自身はかなり鍛えられて、その結果2つのチカラが身につきました。
- オンライン完結力が上がった
- PCの使い方そのものがシンプルになった
オンライン完結力が上がった
Chromebookをひと言で説明すると「Chromeブラウザだけが動くPC」になります。
Chromeブラウザアプリを動かしたり、機種によってはAndroidアプリが動きますが、なんでもできるMac・Windowsとは違い、ある程度限定されたことだけができるようになっています。
これに慣れると、オンラインで作業を完結する能力が鍛えられます。
専用ソフトが使えないので、代替えの方法を考えたり、そもそもその作業が必要だったのか?を考えるようになって、その結果「○○がなくてもできる」「この方法でOK」「これができれば十分」という知識と経験が積み重なっていくからです。
おかげで、ぼくのメインマシンであるMacBook Proでも、専用ソフトにあまり頼ることなく作業を完結できるようになってきました。
PCの使い方そのものがシンプルになった
オンライン完結力が上がった結果、OSや専用ソフトに頼ることなく作業ができるようになりました。
つまり、PCをシンプルに使うことができるようになった、ということです。
オンラインで処理できるのであれば、もはや使うOSは関係ありません。インターネットにつながって、ブラウザからアクセスできれば作業できるので、PC環境を選ばずに進められます。
「これしかできない・これだけできる」がわかっているからシンプルになれる。
Chromebookを使ったら、Chromebookでより快適に作業するために自分自身を合わせることになって、その結果PCの使い方そのものが変わりました。
使い方が変わったとはいっても、いままでと同じことはできているんですよ。逆を返して言えば、いままでのPCではどれほどムダに使っていたかということです。
もっと効率よく・もっとシンプルに使うことはいくらでもできるのに、あれもこれもできるせいでなんでもやろうとしすぎていたんですよね。
そういうムダがなくなった結果、PCに対する使い方がシンプルになりました。
「なんでわざわざそんなことするの?」「窮屈じゃないの?」と聞かれますが、全然窮屈なんかじゃないですよ。むしろスッキリして気持ちいいくらいです。こればかりはやったことがある人にしかわかりませんけどね。
こんな感想を持てるということは、ぼくはChromebookにしっかり鍛えられたという証拠ですね。
うーん、やっぱりChromebookはPCの未来だなぁ。