ThinkPad 13 Chromebookの設定は一瞬でした。
先日購入したThinkPad 13 Chromebook。

初めて電源を入れてGoogleアカウントでログインして、ひととおりアップデートが終わったと思ったら、1年以上使っているChromebook Flipとまったく同じ環境が即座に再現されました。
ぼくがChromebook Flipを少しでも使いやすくするために設定した内容が、そのままThinkPad 13 Chromebookにも適用されたんですよね。
わかってはいたのですが、久々にこれを見た瞬間に「 やっぱりChromebookすげぇ! 」となりました!
ChromeOSはGoogleアカウントがカギ。
Chromebookを動かしているOSは「ChromeOS」というものです。
あのGoogleが作ったOSで、Googleアカウントでログインできます。
その最大の特徴は、すべての情報が自分のGoogleアカウント上に記録されている点です。
Chromeブラウザをお使いの方だったらご存知かとおもいますが、自分のGoogleアカウント(Gmailアカウント)でログインして使いますよね。そうするとブックマークやブラウザアプリが保存されて、他のデバイスでChromeブラウザからログインしても同じブックマーク・アプリが使える仕組みになっています。
これと同じ原理なのですが、Chromebookではデバイス自体の設定情報も保存されるので、他のChromebookでログインしてもすぐに同じ環境になります。つまり、2台目以降のChromebookの設定にかかる時間はゼロ秒です。
ぼくの場合、すでに使っていたChromebookがあったので、新しくChromebookを買ってきてログインしたらすぐに使うことができました。とてもシンプルで単純なことなのですが、初期設定時間がゼロ秒だったことにえらく感動してしまいました。
Chromebookを使い始めると、その他のPCは全部やぼったい。
これがMac・Windowsだとそうはいきません。
アップデートを含めた初期設定にはそこそこの時間がかかります。そして設定自体はデバイス内に保存されているので、新しく買ってきた場合はまたゼロから設定するしか方法がありません。
この点だけ切り取ってみてしまうと、Chromebookはとても先端を行っているなぁと感じます。
仮にChromebook自体が壊れたとしても、新しく買ってきてログインすれば、すぐに元の環境が再現されるわけです。それがどれだけ手軽なのかは、PCを頻繁に使う人ほど痛感するのではないでしょうか。
そもそも、わずかなストレージ内に残さない限り、常にデバイス内にデータがない状態なので、紛失したとしてもデータ漏洩リスクが限りなく低い点も見逃せません。そう考えると、企業ほどChromebookを活用するのに向いていると言えそうです。
知れば知るほど、見れば見るほど、やっぱりChromebookはPCの未来だなぁと改めて感じました。