他人の色にかんたんに染まらない・飲まれない
長く会社に勤めていると、自分が会社の色に染まっていることがあります。
はっきりいつ染まったかなんてわかりませんが、気が付いたら染まっていたなんてことはよくあることです。それ自体が悪いとは言いませんが、反対にその色に染まったところでいいことがあるわけでもありません。良い色だったらまだマシですが、悪い色になることだって考えられますよね。
「長いものには巻かれろ」的な意味にとても近いとぼくは思っていますが、この色が問題でして。
その色=会社の考え方や判断が常に正しいわけではありません。その会社の中でしか通用しない独自ルールなんて他では通じないものばかりです。そういうものに染まってしまうと、自分の色が変わってしまうことがあります。その結果、元々自分が持っていた色を忘れてしまって、日々やってくる仕事をこなすだけの毎日を過ごすことになってしまいます。
そうならないためには、いま言っていること・起こっていることがどういうことなのかを常に自分の基準で判断することです。
他人の判断に任せるのではなくて、自分で判断することが重要なんですよ。その上で会社の判断について考えるべきです。なぜなら、すべての判断を会社に委ねて良いわけがないのですから。
これは会社に限らず、個人でも同じです。
考え方だったり、暗黙のルールだったり、みんなが当たり前にやっていることなど、それらがすべて正しいとは限りません。そういうときに、正しいかどうかあやしい・わからないと思ったら、なんとなく対応してしまわないで、自分のアタマでちゃんと考えるんです。
そうすることで、相手の色になんとなく染まっていってしまうことがなくなりますよ。
自分の色を忘れず、自分の色を出していく
あなたというひとりの人間は、ほかの誰でもないあなたしかいないんです。
そんな貴重なあなたが誰かの言いなりになってしまったり、どこかの組織にぶら下げっているような状況になってしまっては大変もったいないです。
世の中の多くの組織や学校教育は未だに同じタイプの人間を量産するやり方を続けていますが、量産化の過程はつまらないし、他にやることもないから小さい世界で他人より優位に立とうとしてイジメや派閥争いみたいなことがおこるんですよ。
そんなところからはいち早く脱出するべきです。
自分の色は自分にしか出せないのですから、いま持っているその色をぜひ大切にして、忘れないでいてください。できることなら、その色を出せる方法を見つけてください。それがあなたの幸せにつながりますから。
えー、ぼくですか?
ぼくはギターとブログで自分色を出せているので、こうして生きていますよ。
これからも続けていきますよ!