失敗したらどうしよう…そんなに深刻になってしまうほうが問題ですよ!
「失敗した…どうしよう…」
「あんな失敗したらクビかしら…なんとかしないと…」
というようなご相談をいただくこともありますが、内容はさておき、いつも必ず一言付け加えて返信しています。
そんなに深刻になってしまうほうが問題ですよ!
堂々と失敗しよう
なんというか、「失敗しちゃダメ」みたいな空気に支配されちゃって、失敗すること自体が問題になってしまっているような気がしてます。
そもそも、失敗は誰だってするんですよ。
これが大前提。失敗しない人なんて、世の中にいませんから。
もしいま、すべてを完ぺきにこなしている人がいるとすれば、その人もどこかで色んな経験をして、失敗もして、そこから学んできたことを元に、自分なりに改善・進化させてきた結果でしょう。
どんな人でも失敗を繰り返して精度を高めていくのだから、遠慮なく失敗していいんですよ。失敗は成功のもとなんですから。
もっというと、最初から完ぺきにする必要なんてないんですから、7〜8割くらいの完成度でもササッと出してしまい、あとから残りの2〜3割を順次組み上げていくほうが手っ取り早かったりしますよね。
リリース当初は機能的に満足が行かなくても、エラーをすかさずキャッチアップして、すばやくアップデートを繰り返していくと、お客さんの印象も良くなったりしますし。
そこはやり方次第ですね。
失敗を次に活かせる人が一番強い
失敗するのは誰でもありますが、ここで分かれ道が出てきます。
ひとつは、失敗したことをいつまでも悔やんでしまって、なかなか次に進めないパターン。
もうひとつは、失敗したことを反省して、すぐに次に活かそうとするパターン。
もうどちらが理想的なのかは一目瞭然ですが、失敗を失敗のままにしてしまっては、いつまで経ってもただの失敗に終わってしまいます。そんなふうにせず、失敗から学んだことを次に活かして、それ以降では同じ失敗をしないようにしていくことが大切ですよね。
失敗なんて、いくらでもするんですよ。ただ、一度やった失敗を繰り返してしまうのはよくありません。どうして失敗したのか、なぜそうなったのかをちゃんと考えて、次からは繰り返さないようにすることが大事です。
その改善の速度を高めて行ければ、失敗くらいなんともなくなりますよ。そういうふうに動ける人が一番強いですよね。
遠慮なく失敗しましょう!
なにか失敗したときに、ぼくにアドバイスを求めてくる人には、必ずと言っていいほど一言付け加えて返事をしています。
「失敗したくらいでクビになったりはしないよ」
内容にもよりますが、生命の危険を犯したとか、誰かに重大なリスクを負わせてしまったとか、ちょっと手がつけられないような状況は別として、普通ミスくらいでは誰もなんともないんですから。その失敗をちゃんと次に活かすことができたら、実は大きな成功につながるかもしれません。
「失敗は成功のもと」なんていいますが、まさにそれです。だから、ミスくらいでいちいち消耗していないで、次のことを考えませんか?
え?本当にクビ?追い込まれてる?
おー、なんていうブラックな企業!そういう会社はさっさと辞めちゃいましょう!
まじめに働く人がいる場所じゃないですよ。