ChromebookのキモはGoogleアカウント。
ChromebookはGoogleアカウントでログインして使うデバイスです。
すべての情報がGoogleアカウントに保存されているので、ChromebookはGoogleのサービスを快適につかうだけの「ただの箱」です。
アカウントがキモなので、例えば友人から借りてこようが、出先で借りようが、自分のGoogleアカウントでログインすればすぐにいつもの使用環境になります。
デバイス内にデータが残らないので、安心して使うことができるんですよね。
Googleアカウントさえあればいいので、使用するChromeデバイスを選ばない。
GoogleアカウントでChromebookにログインすれば、即座に自分の環境にすることができます。
逆に言えば、どんなChromeデバイスでもすぐに自分仕様にできて、ログアウトすれば自分仕様ではなくなるので、「Chromeデバイスはなんでもいい」ということです。
そこをうまく活用すれば、Chromebookを持ち歩かなくても、出先で借りられれば済むようになります。
もっと突き進めて考えれば、よりポータブルな環境にすることだって可能です。極端な話、ディスプレイ・キーボード・マウスさえあれば、あとはChromeOSが動くデバイスがあれば成立するので、なにもディスプレイ付きのChromebookにこだわる必要はないのかもしれません。
例えば「Chromebit」のようなUSBスティック型PCなんかでも十分なんですよ。
スティックPCは一時流行りましたが、Windowsで動かすにはスペックが低すぎます。でもChromeOSなら低いスペックでサクサク動くので、これほどうってつけなデバイスはないでしょう。そのメリットに気がついている人もちらほらいらっしゃいますね。
仮歯的なもので、Intel NUCを使う前にASUS Chromebitを使い、リビングPCにしています。カムイちゃんの声がリビングのAQUOSから流れてます。
GoogleもいいOS作るよなぁ… pic.twitter.com/b6CfofGI8T— 白ねこサウスポー(7の付く年はチャンス) (@White_KMW25) March 19, 2017
買い物その2。Chromebitっていう、ChromeOSを使ったスティックPC。このブラウズ専用とも言えるOS一度使ってみたかったんだよね。結果は大満足。ショボいスペックなのにサクサク動く。 pic.twitter.com/3jfgHw9OmI
— ほや (@mrhoya) May 14, 2017
奥様がChromebitを買って(仕事検証用)、少しいじったけど、ラップトップじゃなくていいなら、これでいいじゃない、とか思ったりしている。
— 神沼三平太@恐怖箱 醜怪 (@3peta) May 10, 2017
スティックPC風のChromeOS機器、Chromebitを導入したら、これだけで事足りてしまってMacとiPadの出番が無くなってしまった。
— 豊田 高史 (@tkstyd) January 15, 2017
出先でディスプレイ・キーボード・マウスを借りられるなら、Chromebitだけを持って出かけるとかできたらかなり熱いですね!
または、気に入ったBluetoothキーボード・マウスとChromebitだけ持って出かけるとか…うーんおもしろい!
ChromeOSは熱くておもしろいOSだ。
ぼくはChromeOSがどうにも好きなんですよね。
ユーザー側に「もっと考えてPCを使ってよ!」とめちゃくちゃな要求をしてくるにもかかわらず、あの気軽さ・手軽さが好きなんです。
日本ではほとんど売っていない(一部のメーカー・モデルしか扱いがない)ので、選択肢が少ないのですが、その気さえあれば米Amazonから個人輸入すればいいので、あまり心配していません。
もっとChromebookが流行ってくれたら、ほんとうにおもしろい使い方ができるようになっていくはずです。そういう意味で、ChromeOSは熱くておもしろいOSと言えそうです。
現状、日本ではかなりきびしい状況ではありますが、ぜひ流行って欲しいですね。