格安SIMは電話するのには向いていません。
格安SIMを使い始めると、その料金の安さに感動しますよね。
ぼくがアドバイスして乗り換えた方々からも「とにかく安くなった」「いままでなんだったんだろう」という声が聞こえてきています。
そうそう、ビックリするくらい安くなってはじめてそのスゴさに気がつくんですよ。「留守番電話が有料オプション」とか「メールアドレスがない」とかはありますが、できることは特に変わらないから、支障ありませんよね。
でも、だからといっていままでと同じような使い方をしてはいけません。特に「電話」をしてはいけません。せっかく維持費が安くなったのに、それでは電話代がもったいないですよ!
だから、通話アプリを使いましょう!
格安SIMを使うなら「電話」を使ってはいけないたった1つの理由。
格安SIMを使うなら、「電話」を使うのは絶対にやめるべきです。
そのたったひとつの理由は、ずばり「 電話代が高いから 」に尽きます。
一般的な格安SIMの電話代は「30秒20円」のところがほとんどです。中には通話料金を安くするための特別なアプリを提供している格安SIMキャリアもありますが、それはごく一部のところに限った話です。
ほとんどのところが音声通話について高い料金を設定しているので、せっかく格安SIMで維持費を安くできたのに、普通に電話しまくっていたら通話代だけで高くついてしまいます。それではあまりにもったいない!
だから、格安SIMを使う人は、ぜひ電話に対する考え方を変えるべきです。
通話機能付きアプリで代用すればOK!
「でも電話って必要じゃない。どうすればいいの?」
そう思いますよね。でも答えはかんたんです。通話できるアプリを使えばいいんですよ。
例えば定番の「LINE」を使えば「LINE通話」で代用できますよね。昔からあるSkypeでもいいですし、Facebookメッセンジャーの通話機能を使ってもいいですよね。IP電話専用アプリの「050plus」とかでも良さそうです。
これら通話機能付きアプリは、電話回線ではなくデータ通信回線を使って通話するので、データ量を消費します。つまりデータ通信費がかかるのですが、それ以外に余計な費用は発生しません。「○○GB」まで使えるプランを契約している方は、その中で収まれば追加課金なども必要ありません。
データ通信を使って通話するので、Wi-Fiにつないで通話することもできます。格安SIMのデータ量を消費せずに通話できますし、例えば海外旅行などで宿泊先滞在中にも通話することができます。
気になる通話品質ですが、電話回線ほどのクオリティは得られないと言われていますが、一昔前と比べたら随分良くなってきています。とはいえ従来の電話に慣れてしまっていると、「聞き取りづらい」「会話のタイムラグがわずらわしい」と思うかもしれません。
また、残念ながら通話アプリからは110番・119番などの緊急通話に連絡できないという大きな欠点があります。こればかりは現状ではどうにもできませんので、必要なときだけ電話を使うようにして、あとは通話アプリで通話すれば妙に高い電話料金を払わずに済みます。
ほら、かんたんでしょ?
格安SIMは工夫するアタマが必要。考えて使えばずっと安いまま使い続けられるよ。
格安SIMは「安い」「縛りがない・少ない」「自由」というキーワードが真っ先に踊ってきましたが、ちゃんと考えてから選ばないと不自由と感じる人も出てくるでしょう。
実際、本来はメリットである部分を「デメリット」と捉える人も少なくありません。
だからこそ、ユーザー側もしっかり調べて理解しなければいけません。その上で必要な工夫をして対策する必要があります。
いまどき「電話」にこだわる人は少ないと思いますが、完全になくすことは難しいのが現実です。でも、ちょっと工夫すれば余計な電話代を払わずに済ますことはかんたんです。
というわけで、ぜひ工夫してずっと格安なまま使っていきましょう!
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LINE通話がデータ消費ゼロ(ずっと高速通信)になる「LINEモバイル」は、余計な電話代をかけずにおしゃべりできるのでオススメです。
ぼくも乗り換えて以来、とても快適に使えています!