年末調整前に退職したら自分で確定申告する
「確定申告」という単語は知っていても、これを自分でやったことがある人はきっと少ないですよね。
それもそのはず、会社員をやっていれば会社側で「年末調整」を行ってくれるので、わざわざ自分で確定申告をする必要がないからです。
ところが、年度の途中に会社を退職している場合、タイミングによっては自分でやる必要が出てきます。
はい、ぼくがそうなんですけどね。
まったくはじめてやることでかなりビビっていますが、ビビっているだけでは先に進まないのであちこちで聞きまくり調べまくりながらやっています。
というわけで、初めてのおつかいならぬ「初めての確定申告」をこれからやっていきます!
ぼくの場合はなぜ確定申告が必要なのか?
ぼくが今回確定申告をする必要があるのは、以下のような状況にあるからです。
- 2016年11月20日付で退職
- 年末調整はしていない(源泉徴収票は持っている)
- その後の稼ぎはいまのところない
上記のような状況なので、ぼくの場合はいわゆる「白色申告」をすることになります。
話は逸れますが、「その後の稼ぎはいまのところない」っていうところは喜ばしくないんですけどね…なんとかせねば。
確定申告はどうやるの?
調べた結果、どうやら2通りの方法がありそうです。
- 国税庁のホームページから確定申告の書類を作成して提出する
- クラウドサービスを利用して確定申告する
1,国税庁のホームページから確定申告の書類を作成して提出する
確定申告は国税庁のホームページから作成することができます。
この方法が最も一般的ですよね。
税務署等で相談も受け付けているようなので、不明点を問い合わせながら作業を進めるものアリですね。
2,クラウドサービスを利用して確定申告をする
2014年くらいから流行り始めたクラウド会計ソフト。年々進化していっています。
会計ソフトの機能の中には「確定申告」もあるので、こちらを活用するのも手ですね。
調べた限りでは、3種類の会計ソフトが存在していました。
「freee」はいちばん利用者が多いサービスです。簿記に関する専門知識がなくても使えるということで爆発的に普及しました。
「MFクラウド確定申告」は家計簿アプリ「マネーフォワード」を作っている会社のクラウド会計ソフトです。こちらもかなり評判がいいですね。
「やよいの白色申告オンライン」は、「会計と言えば弥生」の会社が作ったクラウド会計ソフトです。その中でも白色申告に特化したのが「やよいの白色申告オンライン」で、こちらは永年無料で使うことができます。これはメリットが大きいですね。
3つとも無料体験ができますので、使ってみて自分にあったものを選べばOKです。
この中のどれを選んでもいいのですが、ぼく個人としては「freee」か「MFクラウド確定申告」が良さそうです。使ってみた雰囲気などが好みだったのですが、細かいところで機能の有無があるので、そこをどう判断するか…という感じです。
「freee」のみで確定申告に関わる全プロセスを完了できる!
「クラウド会計ソフト freee」の個人事業主向けプランにおいて、確定申告書類の電子申告機能をリリースしました。今後は「クラウド会計ソフト freee」のみで確定申告に関する全てのプロセスを終わらせることが可能です。https://t.co/4piDCeqNUO
— freee | 全自動クラウド会計ソフト (@freee_jp) February 6, 2017
確定申告シーズンに入る直前、「freee」が確定申告書類の電子申告機能をリリースしました。
「freee」のみで確定申告に関わるすべてのプロセスを完了できるようになった、というのが今回の発表なのですが、クラウド上で書類作成→提出まで完了するのは「freee」が初めてなんだそうです。
現時点ではWindowsのみ対応の機能で、「freee」のみのオリジナルサービスになります。いずれ他のクラウド会計ソフトも実装してきそうな機能ですが、Windowsユーザーなら悩まずに「freee」を使うべきですね。
クラウドサービスを活用して、なんとか乗り切ります!
ぼくはこれからまさに作業に取り掛かるのですが、今後のことを考えてお金に関する知識はしっかりと抑えていきたいところです。
白色申告は、おそらく今回だけになるとは思うのですが、それでもきっちりやって身に付けたいなぁと思っています。
ついでにいうと、クラウド会計ソフトで管理していく方法も身に付けたいので、そちらも並行してやっていきます。
いやぁ、いろいろやることがあるなぁ。
【会計ソフトfreee(フリー)】 MFクラウド確定申告 やよいの白色申告オンライン