Chromebook Flipを1週間使い込んでみた感想。
Chromebook Flipを買ってから1週間使い込んでみました。
結論から言ってしまえば、買って大正解!のひとことに尽きます。
いい製品を安く買うことができて大満足です。
この1週間はあえてMacを開かずに、Chromebook Flipのみでブログ更新してきたのですが、なにも困ることがありませんでした。
むしろ、Chromebook Flipを使ったほうが快適だったことにビックリしています。
Macヘビーユーザーから見て、なにがそんなに良かったのか?
買ってよかった!これいい!と思ったのは、大きく3つの要因があります。
- ハードウェアとしての完成度が高い
- 前評判どおり動作がキビキビ
- 用途によってスタイル変更できる点が最高
1,ハードウェアとしての完成度が高い
Chromebook Flipはアルミ素材で作られたボディになっていますが、これがとても軽いです。重さわずか890gなので、薄い・軽いと評判のMacBook 12インチよりもさらに軽く作られています。
光沢感のあるIPS液晶ディスプレイはきれいに表示されます。バッテリーもよく持ちます。キーボードはしっかりしています。トラックパッドはちょっと小さめですが、支障なく使えています。
こんな具合で、ハードウェアとしての完成度は非常に高いです。
「安いパソコン」と聞くと、プラスチック系の筐体にペコペコのキーボードが付いていて、トラックパッドの反応が悪そうなイメージがありますが、Chromebook Flipに関していえば、安いけれど良い製品です。
2,前評判どおり動作がキビキビ
ChromeOSを搭載したChromebook Flipは、動作が非常にキビキビしています。
CPUにあまり聞き慣れない「Rockchip」というメーカーのものが搭載されていますが、それが良いものなのか悪いものなのかは定かではありませんが、かなり軽快に動いてくれています。
そもそも、どのメーカーのChromebookでも低スペックで作られているものがほとんどですが、動作速度・キビキビ感に関しては不満らしき声を聞いたことがありません。
この恩恵をもたらしているのは、やはりムダがない・シンプルなChromeOSのおかげなのでしょう。
3,用途によってスタイル変更できる点が最高
Chromebook Flip最大の特徴であるディスプレイ360度回転ギミックが意外と便利でした。
購入前は使わないだろうと考えていましたが、状況によっては活用の幅が広がるので、結構重宝しています。
- ノートパソコンスタイル → キーボードを使ってガシガシ記事を書く・SNSやメール作成に使う。
- テントスタイル → 机の上に置いたり、新幹線のテーブルなど狭いところに置いて動画・音楽を楽しむ。
- タブレットスタイル → iPadのように片手で持って動画・音楽を楽しむ・Webを眺める。
- スタンドスタイル → しっかりと安定させて動画を見るときに使う。
Macヘビーユーザーから見たChromebookの世界。
10年以上のMacヘビーユーザーです。
ぼくは長いことMacユーザーです。
かれこれ10年以上Macを愛用していますが、当時はいまのようなAppleブームはなく、ごく一部の人たちが使うものだと思われていた時代です。
そんなときに、ぼくはギターの師匠が使っているのを見て自分でも使ってみたくなり、師匠の後押しもあって購入に踏み切りました。
それ以降、ぼくの生活の中心にMacがあるのが当たり前というくらい使い込んできました。
Macの良さは、他では得られないんですよね。
でもMacは高い。
Macの残念なところをひとつだけ挙げるとすれば、それは「価格」だと言い切れます。
特に最近のAppleデバイスはどれも高値で販売する傾向があります。
Chromebook Flipと同じような薄い・軽いMacBook 12インチは、最下位モデルでも約150,000円ですよ。PCが必要な人からすれば、対象がどんな価格だろうが必要に応じて買うわけですが、それでもさすがにちょっと悩ましいお値段です。
Chromebookの日常生活に寄り添うデバイス感にショックを受けた!
そんなときに出会ったのがChromebookです。
動画編集や音楽制作・楽譜作成などの特殊・専用用途には向いていませんが、それ以外の用途ならこれ1台で十分こなせる能力が、手に入れやすい価格で販売されています。
そういう意味では、日常生活にこれほど寄り添ったデバイスはChromebookを置いて他にないのではないか?とさえ思っています。
しかも、Chromebook Flipなら用途に合わせてスタイルを変えられます。状況に合わせてスタイルを選べることがどんなに心地良いかは、使った人ならばきっとご理解いただけるでしょう。
Chromebook Flipは「ちょうどいい」デバイス。多くの人に触って欲しい1台。
Chromebook Flipが2015年に発表されたとき「このデバイスはかなりいいのではないか?」と思ってみていましたが、その後購入を迷いに迷って結局いままで買わずにここまで来てしまいました。
「すごくイイものなんだから、悩んでないで買っちゃいなよ!」とあの当時の自分に教えてあげたいですね。実際に手にしてみて、この手に馴染む感覚は他のどのデバイスにもないことがよくわかりました。
ChromeOSが放つ世界観と、それを体現するChromebookの組み合わせは、現時点ではとても使い心地のいい「ちょうどいい」デバイスです。
まだ触れたことのない方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
ぼくの言っていることが少しでも理解できたのだとしたら、きっとあなたもChromebookユーザーになれますよ!
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Chromebook Flipを購入から2週間使い込んでみました。
ちょっとしたところで感じる欠点や弱点が惜しいなぁ…という部分が見えてきました。
いいデバイスだからこそ、ぜひ今後改善していってほしいです!