フルモデルチェンジしたての最新製品は危険がいっぱい
不具合情報:[gori.me] iPhoneの電源が突然落ちる不具合が一部で発生か?! https://t.co/M9ygCrua59
— g.O.R.i(gori.meの中の人) (@planetofgori) 2016年11月29日
これ、超困るから💢 バックアップ取るの、超大変だったから💢
「MacBook Pro (Late 2016)」、Time Machineバックアップ作成時にクラッシュ・フリーズする不具合 https://t.co/V15vPHvnCh pic.twitter.com/DkEOSy8kI2
— g.O.R.i(gori.meの中の人) (@planetofgori) 2016年11月29日
それにしても…MacBook Pro 15inch(Late2016)はトラブルが多いようですね。つくづく整備済み製品のMid2015モデルを買って良かったです。
— 安宅寛高 (@yasumihirotaka) 2016年11月29日
Appleは数年ごとに製品ラインアップを完全リニューアルします。
主力モデルが毎年マイナーチェンジするのは恒例のこととなっていますが、フルモデルチェンジが発生するのは数年に一度のレベルです。
最近だとMacBook Proがフルモデルチェンジしましたし、iPad miniも3→4に進化したとき若干の形状変更が発生しました。iPhoneは2年ごとに姿を変えていますよね。
こんな感じでフルモデルチェンジは行われているのですが、このとき付きものなのが「リスク」。どうしても変更したことによる弊害がいくつかついてきてしまいます。
もちろん、そうならないようにAppleが努力しているのはわかりますが、それでも実際にいくつかの問題が発生しているので、安定させるのは難しいのでしょう。
フルモデルチェンジしたてのApple製品購入を3年待つべき3つの理由
ぼくがApple製品を購入する際は「 フルモデルチェンジしたての製品は3年は買わない 」と考えています。
もちろん例外もあるのですが、以前どなたかに教えていただいて以来、結構重要視しています。確かにリスクを減らすためにはこうするしかありません。
でもなぜ3年待つべきなのか、その理由は以下の3点です。
1,不具合が多い
フルモデルチェンジしたての製品は、フルモデルチェンジしたことによる製品自体の安定性がどうしても低いのでしょう。不具合が多発するケースが見受けられます。
OSのアップデートなどで改善してくれればいいのですが、ハードウェアの問題になるとちょっと深刻です。そういう問題が解決するには時間が必要になります。
2,アクセサリーが揃っていない
フルモデルチェンジすることによって、それまでのモデルで使えていたアクセサリー類がまったく使えなくなります。対応アクセサリーが揃うまでには時間がかかるので、希望するものが手に入るまでは我慢を強いられることになります。
今回のMacBook Proのフルモデルチェンジでは、USBポートがすべてThunderbolt3(USB Type-C)ポートに統一されて、それ以外のポートが排除されました。Appleは昔から古い規格をバッサリ切り捨てて新しい市場へとシフトしていくことが得意な会社でしたが、今回もかなり大きな決断をしましたよね。
従来のUSBポート対応製品を使っているユーザーは大勢いるので、変更による影響は大きいです。しばらくは多機能なUSBハブが売れ続けるのかな。
3,価格が高めになる
フルモデルチェンジをすると、それまでとは違うまったく新しい製品が誕生することになります。
製造面から考えると、金型や内蔵部品の設計・配置などを新しく作らなければならないので、そのぶんどうしても価格に跳ね返ってしまいます。
Appleがどこまで原価を考えているかはわかりませんが、少なくとも赤字で売ることは絶対しないはずなので、新製品のための新設備・金型代などが十分に減価償却されない初期モデルは価格が高くなってしまいます。
為替の影響もありますが、形状・内部設計などが変更のないモデルを作り続ければだんだんと安くなっていくのは原理なので、何世代か待てば安くなっていくと考えられます。
フルモデルチェンジした新製品は3年待つべし
Appleがフルモデルチェンジした際に発生したリスクが解決するためには、経験則からぼくはだいたい3世代くらい進化を続ければ良くなると見ています。
3年作り続ければ、その間に改善され、より進化してくれます。そこまで行けばやっと安定するはずです。逆にいうと、そこまでいかないと満足に使えるモデルにはならないと見ています。
それまでは現状の中でベストなモデルを購入するのがいいとぼくは考えているので、今回はたまたまMacBook Pro 15インチ(Mid2015)モデルを選ぶことになりました。
「買いどき」の感覚は人によって違いますが、ぼくは安定して使えることを重視しているのでこうなります。
なんにしても、リスクとコストが最小限で済むものを選びたいですね。