2015年9月に発売されたiPad mini4。
ぼくは発売と同時に購入して、それ以来ずっと持ち歩いています。
iPhone8 Plusの方がいいって?いやいやiPad mini4でしょう!
だって、iPhone8 Plusは5.5インチ・64GBで89,800円するのに、iPad mini4は7.9インチ・128GBで45,800円なんですよ。
もちろん、価格だけでない部分に魅力を感じているから、いまでもずっと使っているんです。
電話できないし、バッグには入ってもポケットには入らない大きさなのに、なにがそんなに良いのか?
iPad mini5などの後継機種が出そうにないのに、なぜ進化が止まったiPad mini4をずっと愛用しているのか?
今回はぼくが感じている魅力についてまとめてみます。
iPad Air2をギュッと縮めたようなスペックに惹かれて購入。
iPad mini4はちょっと変わった登場の仕方をしました。
2015年9月のApple新製品発表会で発表された新製品のひとつだったのですが、iPad mini4はただの1回も触れられず、正式発表すらなかったのです。
このとき注目を集めた「iPad Pro」の発表資料の中にひっそりと載っていただけで、「本当に売る気あるの?」と疑ってしまうような扱いでした。
でも肝心の中身=スペックは、まるでiPad Air2をギュッと凝縮したような製品に仕上がっていて、それなのに価格は他の製品ほどは高くありません。
これを知った瞬間ぼくの直感は「絶対買いだ!」と判断して、その勢いのままアップルオンラインストアで即ポチッとやっちゃいました。
だって、9.7インチのノーマルiPadで得られた大画面・スムーズな動作などの快適さが、より小さな7.9インチのiPad mini4で得られるのですから、これが良くないはずありません。
そう思って購入した「 iPad mini4 Wi-Fi+Cellular 64GB SIMフリー版 」は、自分でSIMを購入すればiPhoneのようにどこでも通信できます。
SIMはドコモ系だけでなくau系も使えるので、自分の利用シーンやエリアに合わせて選択の幅がある点はうれしいですね。
しかしその後ラインアップが整理されて、現在は128GBのみ取扱になっています。
とにかくシンプル・ミニマル!
iPad mini4は小さくて軽いと聞いていましたが、箱そのものが小さくて軽いです。
これほんとうに中身入ってるの?と疑ってしまいます。
製品本体の薄さをアピールするパッケージデザインもあって、よけいに軽く感じますね。
フタを開けたら本体が箱いっぱいに詰まっていました。一切無駄がない感じがアップルらしいです。
iPhone6と比較してみました。画面サイズ4.7インチと7.9インチでは大きさがだいぶ違いますね。
電源を入れてみてビックリ!画面が明るくてキレイです。
格安SIMは人気の「mineo」をチョイス。
SIMフリー版を選んだので、格安SIMを挿せばモバイル通信ができます。
外出先でいつでもどこでも通信できる手軽さは、Wi-Fi版では得られない特権ですね。
ぼくは今回「mineo」(マイネオ)のSIMを選びました。
マイネオは、ドコモ回線を使うSIM・au回線を使うSIMの好きなほうを選べる、他にはない珍しい格安SIMキャリアです。
一般的に格安SIMは自己責任・自分で調べて使うのでサポートが薄いと言われていますが、mineoでは初心者向けマニュアルが用意されていたり、オンラインでのコミュニティや手厚いサポートがあって、人気の格安SIMになっています。
ぼくはDプラン(ドコモ回線使用)・SMS付き3GBデータ通信コースを選びましたが、なんと維持費が月1,020円と大変安いんです。
すでにメインのスマホにを別に持っていて、さらにこちらでも維持費がかかるのは嫌だな…と思っていたぼくには、この価格は魅力でした。
もし回線品質やサポートなどが気に入らなかったとしても、データ通信プランであれば違約金がかからずにいつでも解約できるので、とりあえず半年使ってみて、回線・サービス品質が良ければ継続しようと考えています。
小さい軽い持ちやすくて最高!
iPadは目的がハッキリしていないと購入しづらい製品です。
なぜなら、iPhoneのように電話はできないし、ゲームや動画を見るのもiPhone1台あれば間に合うのに、なんでわざわざ大画面でかさばるiPadが必要なの?…と思いませんか?
しかし、iPadを含めたタブレット端末に求める機能は「電話」ではないはずです。
- 一度にたくさんの情報を表示したい
- 動画や写真を快適に見たい
- スマホよりも大きな画面でゲームをやりたい
- 絵を描きたい
- 電子書籍・マンガを読みたい
ここで挙げたポイントがどれも快適にできて、スマホよりは大きいけれどバッグにはすっぽり入るコンパクトさで、満員電車の中でも手に持って使えるサイズで、荷物が重くならない・かさばらないのはiPad mini4ならではです。
普通のiPadでは大きすぎますし、iPhone Plusシリーズは画面が小さくてお値段が高めです。
このどちらにかたよることなく、iPadとiPhone Plusシリーズの中間くらいのバランスにある製品がiPad mini4ではないでしょうか。
おまけにバッテリーがよく持つので、行き帰りの通勤時間帯だけ使うならばだいたい2日は持ちます。
このモデルを2年半ほど使い続けてきたのでよくわかりますが、片手でも扱いやすい手軽なサイズで、とても軽くて、取り回しが非常にラクなので、満員電車内でも使いやすいです。
iPad mini5などの後継機種が出てくる気配がありませんが、ぼくはこいつが壊れるまで使い倒します!
iPad mini4がさらにお買い得に!
2017年3月21日のApple新製品発表会で、iPad mini4が128GBのみの取扱になり、値下げがアナウンスされました。
- 128GB Wi-Fi 45,800円(旧価格52,800円、−7,000円)
- 128GB Wi-Fi+Cellular 60,800円(旧価格66,800円、−6,000円)
なにこれめっちゃおトク…!
128GBのみの扱いになりましたが、128GBでこの価格はありえないくらいの破格ですね。
これがiPhone8 Plus(SIMフリー版)だと89,800円なので、機能が違うとはいえおよそ半額の値段でiPad mini4が買えて、アクセサリーをたくさん買ってもお釣りがくる計算です。
なんだったら、1泊2日の国内小旅行にも行けてしまうかも…。
いつ買うの?いまでしょ!
【2017年5月追記】悲報…iPad miniシリーズは消え行く運命なのかもしれない。
ここにきて、今後iPad miniシリーズを更新しない(=作らない)のではないか?というウワサが出てきました。
コミックを読むにも少し小さすぎるのよね
iPad mini シリーズは段階的に終了とのうわさ。iPhone 7 Plusと競合で売り上げ減少 – Engadget Japanese https://t.co/2XNIv5a4fh
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) May 17, 2017
いわゆる「ディスコン」(製造終了)の可能性があるようですが、現段階ではAppleから正式な発表があったわけではありません。
だから確定情報ではありませんが、こういうウワサが立っているということは、ほんとうに冗談ではないのかもしれません。
iPad mini4を毎日たくさん使っているぼくとしては、これはとても悲しいです…。
「iPad mini5」が世にでることはないのかなぁ。
ただ、いくら考えたところで、ぼくたちユーザーができることはありません。
今後の情報を注意して見つつ、後継機の登場を気長に待つしかなさそうです。