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個人が自由に発電できる時代はすぐそこまで来ている。

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電気は「自分で作る」

電気・ガス・水道。

これらは無くてはならないライフラインです。

この中の「電気」は、時代が進んだおかげで、これからは「自分で電力を発電する」のが当たりになると、ぼくは思っています。

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実はもう結構普及している「個人の電力確保手段」

家庭で電気を使うためには、各地域の電力会社と契約して、月の契約料+使用量を支払います。

それが今では、太陽光パネルを設置して太陽光発電をしたり、小型風力発電機を設置したりするなど、「マイホーム発電」がじわじわと広がりつつあります。

電気ウナギ犬が可愛いCMでお馴染みの「エネファーム」もマイホーム発電の一種ですね。ガスから水素を取り出して、空気中の酸素と化学反応を起こして電力を作り、それを蓄電池に充電する仕組みです。発電時に出る熱を利用してお湯も沸かせるというところがポイントです。

恋する充電プリウスでお馴染みのハイブリッド自動車「プリウスPHV」は、家庭で充電ができます。面白いのは、内蔵されている蓄電池を独立して使うことができます。車ですが電気供給できるので、キャンプに行った時や非常時などにとても役に立ちます。

もっと身近なところだと、スマホ充電用にモバイルバッテリーが流行っていますよね。ぼくも使っていますが、手軽に充電できるのでとても重宝しています。これも個人が出来る電力確保の手段ですよね。

インターネットを検索すると、様々なマイホーム発電機を自作する強者もいます。すでに多くの取り組みがあるということは、それだけ注目の高い分野と言えそうです。

 

電力インフラ革命が起きつつある

4月の終わりに、電気自動車メーカーとして有名なアメリカ・テスラモーターズ社が家庭用蓄電池「テスラ・パワーウォール」を発表しました。

電気料金の安い夜間に充電して、昼間はここから電力供給する仕組みです。太陽光パネルとも接続できて、理論上は従来の送電網から完全に独立できるそうです。

しかも、価格は他社従来品の半分ほど。この製品で、CEOのイーロン・マスク氏は電力インフラ革命を起こそうと本気で考えているようです。

今までは蓄電池自体が非常に高価だったため、誰しもが手を出せるような状況ではありませんでした。この部分のコストを大幅に下げられれば、当然普及が見込めます。

現在は一方的に送って来られるばかりの電力が主流ですが、太陽光や風力などを自宅で自由に発電・蓄電する仕組みがあれば、巨大な発電設備が無くたって困ることはありません。

原子力や火力など「環境に負荷を掛けながら得られる電力」ではなく、全てを自然エネルギーでまかなえるとなれば、どう考えてもそっちの方がエコです。

 

個人の発電が生活を変える

テスラ・パワーウォールのような製品が手に入れば、生活は激変するでしょう。

電気の来ないような場所、例えば山奥だったり、孤島だったり。そんなところでも、これさえあれば都市部と変わらない生活が出来てしまいます。

たとえ都市部に住み続けたとしても、太陽光さえあれば蓄電出来て、そこから使っていくことで既存の大型発電設備が無くても困らないようになっていくはずです。もちろん、今以上の技術革新は必要だと思いますが。

でも、蓄電池は性能面の進歩と、低価格帯の製品がこうして出てきていますので、間もなく普及体制が整っていくのでしょう。

もっと進んだら、溜めた電力を売りに出すことも出来るようになるかもしれません。「売電」は日本では長いこと議論されていますが、これだって自由に出来て良いものだと、ぼくは思っています。

個人の発電能力が、生活そのものを変える。そんな未来がもうすぐそこまで来ています。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年4月生まれ。東京都出身。ギター弾き×Webライター×ブロガー。 ブログを書きまくってたら会社を辞めることになりました。それを期に好きなことだけして生きています。 自身の好きなこと・スタイル・考えなどを発信中。 ⇒詳しいプロフィールはこちらから。