日本の格安スマホの歴史に名を残す名機です。
iPhoneヘビーユーザーが見たZenfone 2
2008年7月11日、日本で初めて「iPhone 3G」が発売されたその日にぼくはiPhoneを手にしました。
- iPhoneは絶対売れない。
- iモードがないアメリカだから売れた。
- 日本での普及は見込めない。
当時は酷評が多くて、有識者や専門家たちが散々に言っていた中での船出だったのを覚えています。そんな中、ぼくは「 これは絶対時代を変えるデバイスだ! 」と思って購入し、それからiPhone 6まで使ってきました。
世の中はすっかりiPhoneに染まり、いまやiPhoneを持っていない人のほうが少数派となるくらい普及しましたよね。
そんなぼくが格安スマホ・Zenfone 2に乗り換えたのが2015年5月のことです。iPhoneは素晴らしいデバイスですが、あまりに高すぎるんですよ。使い勝手や使い心地が最高なのはいわずもがな、でもそれと引き換えに最新のiPhone6s Plusなんて10万円を超える高価なシロモノです。それを毎年・2年ごとに買い換えるなんて非現実的すぎます。
あまりにもひどいそのループから脱却するために、じわじわと伸びてきていた格安スマホ・Zenfone 2に乗り換えてみました。
初めてAndroidを真剣に使ってみて、そもそもiOSとAndroidの違いがあるので全部を押し並べてひとことでは言い表せませんが、そのわずかな違いさえわかってしまえばAndroidも使いやすいことがわかりました。
いままでiPhoneにこだわっていたのはなんだったんだろう?
Androidの進化はすさまじい
iOSが進化を続ける一方で、Androidもまた進化を続けてきました。
Zenfone 2のAndroidOSバージョンは5.0ですが、これがよく出来ていて、バッテリーもそこそこ持つし、使い勝手はいいし、アプリも豊富にあるしと、iPhoneとなんら変わりがありません。
しかも、毎年メジャーアップデートが行われていて、2016年5月に発表になった最新バージョン「Android N」では、時代を先取る「VR」をサポートするとか。
それがどのような恩恵をもたらすかはこれから次第にわかると思いますが、新しい提案をしていることは確かです。
いずれそれらが使えるようになったとき、いまお手元にあるスマホが大進化する可能性も秘めていますよね。
Zenfone 3への期待
2016年5月末、次世代機「Zenfone 3」が発表されました。
それも、発表当初からバリエーションが3つあることがわかっています。ベーシックモデル「Zenfone 3」、ハイスペック「Zenfone 3 Deluxe」、大画面ファブレット「Zenfone 3 Ultra」がお披露目となりました。
Zenfone 2の世代では、ぼくが使っているベーシックモデルをベースにして、その後さまざまな派生バージョンが登場しました。
きっとZenfone 3にもさまざまな派生機種が登場すると思いますが、いきなり3種類あるなんて、選ぶ楽しみも一気に3倍になりますね。
発売日はまだわかりませんが、これから情報が少しずつ出てくるにつれ期待が高まる一方です。
新しい使い方・使い勝手など、いまあるスマホを凌駕する性能で新しい体験が待っているかと思うと、いまから楽しみですね。