こちらの記事は、ぼくが2011年末から書いていた別のブログ記事をインポートして、加筆・修正したものです。
文章・画像は当時のままに、読みやすいように今のスタイルに合わせています。
ぜひお読みください!
ステップアップ☆ザ☆ギター理論編〜ドレミからはじめる音楽のしくみ〜第6回講義(2012年3月4日公開)
2/26のステップアップ☆ザ☆ギター~理論編~第6回講義は、いよいよコード進行について学びました♪
コード進行が理解出来ると、伴奏に使うコードの流れがわかって、それが連続すると「曲」になります。
つまり、もうすぐ作曲が出来てしまいます!
そんな興奮は抑えつつ、まずは前回までの練習からスタート!
今まで、「音階」「音程」「コード」をそれぞれの回に分けて勉強してきましたが、これを連続して例題を解いていきます。
- 「音階」→音の階段、12の半音を思い出す
- 「音程」→音と音の距離、解き方の順番を思い出す
- 「コード」→音程が違う2つ以上の音を同時に響かせる、ルートから重なる音の間の音程を読み解く
みなさん、テキストを読み返したり、記憶を辿ったり、隣の方と答え合わせをしたりしながら、黙々と例題を解いていきます。
コード進行を学ぶ♪
一通り例題を解いたところで、いよいよ本日のテーマ「コード進行」に突入です!
ある調(Key)の音階上に3和音(トライアード)を作ると、7種類のコードを作ることが出来ます。
この7種類のコードのことを「ダイアトニックコード」と言い、これが曲を構成する中心になります。
ダイアトニックコードにはそれぞれ役割があって、その中でも3つの主役コード「スリーコード」がいます。
- 「T」(トニック)→その調の名前にもなる1つ目のコード。曲の最初と終わりになることが多い
- 「D」(ドミナント)→音階の5番目に出て来るコード。不安定・緊張感のある響き。4和音にしてセブンスコードにすることが多い。進行の要
- 「S」(サブドミナント)→音階の4番目のコード。「T」や「D」のコード進行に変化をもたらす
スリーコード以外のコードは、対応するスリーコードの代理が出来ます。
余談ですが、よくロックとかで「スリーコードの曲」というのを耳にしますが、あれは単に3つのコードで出来ているのではなくて、「T」「D」「S」で出来ている曲ということ、というマメ知識も教えて頂きました!
このスリーコードをつなげていくと、曲が出来ます。
つなぐ順番は決まっていて、その通りに進んでいきます。
コード進行の上にメロディーを付けると「曲」になります。
メロディーは、その音階の中で使える音から選びます。
堀井先生と、アシスタントの渡邉さんが実演して下さいました。
いよいよ作曲目前まできました!
たった6回の講義で、いよいよ曲が作れるところまできました!
次回は最終回になりますが、今回のワークショップの目標である作曲に挑戦です!
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吉野町市民プラザのスタッフさんが書かれているブログ「学級日誌」でも、第6回講義の感想が書かれています。
ぜひ併せてお読み下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪