意外と知らない人が多いんですよね。
フォークギターってなに?
「フォークギター」がどんなものか、ご存知でしょうか。
- フォークソングを歌うときに使うギター?
- ビートルズとか昔の人たちが使っていたギターのこと?
- そんなギターあったの?
いえいえ、どれも違いますし、いまでもあります。
といいますか、多くの人が手にしているギターはこのフォークギターではないでしょうか。
一般的に「アコースティックギター」「アコギ」と呼ばれているギターがありますが、これが実はフォークギターのことを指しています。
形状や色・仕様の違いはありますが、代表的な形はこんな感じです。
鉄でできた弦を張り、ピックを使ったり、指で弾いたりします。
アコースティックギターってなに?
「あれ、じゃあみんなが言っているアコースティックギターってなに?」
当然そんな疑問がわきますよね。
では、順を追って説明します。
まず「アコースティックギター」というギターは存在しません。じゃじゃーん。
そうなんですよ、ないんですよ。
「アコースティックギター」というのはギターの種類のことであって、なにか特定のギターを指しているわけではありません。あくまでカテゴリーなんですよね。この中に「フォークギター」と「クラシックギター」が入っています。
だから、楽器屋なんかで「アコギ売ってます」と書かれていると、本来的には「フォークギター・クラシックギター両方売ってます」という意味になります。でも世の中的にはフォークギター=アコースティックギターなので、実際はフォークギターしか売っていないこともありますけどね。
種類で言うともうひとつ「エレキギター」がありますが、こちらはご存知のとおり電気を使って音を出すことができます。
つまり、アコースティックギターは「電気を通さないで音を出すギターの総称」ということになります。
「アコースティック」の定義
そもそも「アコースティック」ってどんな意味でしょうか?
この言葉の定義が実は難しくて、ものすごく広い意味を持っています。そのためにいろんな見解がされています。
わかりやすいところでいうと「アコースティック=音の響き」と言われています。響きそのものを指して「アコースティックな響きだね」なんていう使い方です。
音の響きを指す言葉がひとり歩きして「響きのあるギター」を指す「アコースティックギター」になり、エレキギターと対をなす言葉になったと推測されます。
正確な定義がないのであくまで推測でしかありませんが、ざっくりいうとこんな感じです。
アコースティックな響きを楽しもう♪
ぼくはクラシックギターばかり弾いていますが、フォークギターも大好きなのでそのうち1本買いたいなぁと考えています。
エレキギターも持っていますが、電気を使って音を出すのが好きではないので、ギターの生音が楽しめるアコースティックギターがいいんですよね。
ギターは弦楽器の中でも数少ない「直接弦に触れて音を出す」楽器です。
楽器にダイレクトに働きかけるので、人ぞれぞれで音色が大きく違います。
そこがまたおもしろいんですよ。
機会があったら、ぜひそんなところを意識してギターの音色を楽しんでみてはいかがでしょうか?