Zenfone3シリーズ、増殖中!
ASUSが作るスマホ「Zenfone」シリーズの最新作「Zenfone3」が2016年10月に日本でも発売になって以降、次々とバリエーションが増え続けています。
同年12月にはミドルスペックだけど入門機的な位置づけになる「Zenfone3 Laser」が登場しました。
[kanren postid=”10112″]
明けて2017年、いよいよ「電力怪獣」がやってきます!
その名は「Zenfone3 MAX」
今回登場する新たな派生機は「Zenfone3 MAX」です。
最大の特徴は「バッテリー容量」です。
Zenfone3は「2,650mAh」でしたが、Zenfone3 MAXは「4,100mAh」になっています。
ノーマルZenfone3から比べて約1.5倍のバッテリーを積んでいるのが「MAX」たる所以ですね。
気になる基本性能はどうなの?
詳しいスペックは公式サイトをご確認頂くとして、ぼくが気になったポイントだけをいくつかピックアップしてみます。
参考までに「MAX」「無印ノーマル」「Laser」の3機種を比較しました。
Zenfone3 MAX | Zenfone3 | Zenfone3 Laser | |
ディスプレイ | 5.2インチ HD | 5.2インチ FullHD | 5.5インチ FullHD |
CPU | MediaTek MT6737M | Snapdragon625 | Snapdragon430 |
メモリ | 2GB | 3GB | 4GB |
内蔵ストレージ | 16GB | 32GB | 32GB |
カメラ(前面) | 500万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
カメラ(背面) | 1300万画素 | 1600万画素(光学手ブレ補正、レーザーAF) | 1300万画素(レーザーAF) |
WiFi | 802.11 b/g/n | 802.11 b/g/n/ac | 802.11 b/g/n |
サイズ | 149.5 × 73.7 × 8.55 mm | 146.8 × 73.9 × 7.69 mm | 149 × 76 × 7.9 mm |
重量 | 160g | 144g | 150g |
バッテリー | 4,100mAh | 2,650mAh | 3,000mAh |
USBコネクタ | MicroUSB | USB Type-C | MicroUSB |
DSDS | 4G LTE + 3G 同時待受不可 | 4GLTE + 3G 同時待受 | 4G LTE + 3G 同時待受不可 |
価格 | 19,800円 | 39,800円 | 27,800円 |
こうして並べてみると、Zenfone3 MAXがなにを重視しているのかが見えてきますね。
当然バッテリー性能が重視されていますが、普段使いするにはギリギリなラインで構成した感じでしょうか。あまりZenfone2と変わっていないような、そんな薄い感じの印象です。
すごく残念なのがディスプレイ性能で、「MAX」だけがHDなんですね。無印Zenfone2でFullHDに慣れてしまった身としてはこれはちょっとツラいですね。HDだからダメとか、FullHDだからいいというわけではありませんが、1画面の表示量が違うので単純にぼくの好みの問題ですが。
やはりこうしてみるとZenfone3はフラグシップ機なんですね。うーん、なるほどなぁ。
ただし、値段は破格です。バッテリー以外の性能を抑えたにしてはかなり安いです。これは検討する価値がありますね。
どんな人にオススメ?
Zenfone3 MAXはどんな人にオススメなのかを考えてみました。
- スマホはバッテリー命!
- 2日間くらい充電しなくても使える方がいい
- アウトドアをする人
- カメラ・内蔵ストレージは重視していない
ぼくの友人に「バッテリー命!」な人が実際にいるので、こういう需要があることを知っているのですが、気持ちはわかりますよね。スマホを毎日充電するとかちょっと手間ですから。
いちばん使えると思うのがアウトドアでしょうか。アウトドアして、そのままテント泊するとかになっても安心なバッテリー容量を備えていますからね。電力環境があまりよくないところでも、長く持つMAXは安心して使うことができます。
カメラ性能と内蔵ストレージはZenfone3シリーズの中で一番低いので、ぼくだったら割り切って使うか、バッテリー代わりと思って「持っておく」くらいの感覚で選ぶ機種になりそうです。
公式ショップで買うのがオススメ
「Zenfone3 MAXいいなぁ、買おうかな」と思ったら、公式ショップ「ASUS Zenfone Shop」で買うことをオススメします。
こちらには国内正規版が揃っていて、ここで買えば万が一のときのサポートを受けることができます。
もっと安く並行輸入品を買うとか、特別こだわりがある場合を除いて、公式ショップを利用しましょう。