これがあるかないかでは随分違います。
なにかもうひとつ提案できるかどうかは結構重要
「One more thing」といえば、あのスティーブ・ジョブズがプレゼンの最後に必ずと言っていいほど付け加えて発表を行う前フリに使われるフレーズでした。
この言葉を聞くと会場は沸き上がり、時代を変えてしまうような新しいデバイスの登場に心を踊らせてきました。
かくいうぼくもあのプレゼンをあるときから毎回見てきて、こんなにも人を惹きつけるなんてスゴいなぁと思って見ていました。
ぼくはジョブズではないので同じようにやったところでお門違いになってしまいますが、でも毎日の生活の中でもこの「もうひとつなにか」を提案できるかどうかで結構な差がつくんですよね。
例えば、遊びに行くときの手土産とかそういうレベルの話でもいいんですよ。
なにか持っていくと喜んでもらえたり、そこから話が広がったりするじゃないですか。
「そういえば、この前話していたどこそこのあれ」みたいなものを見せてあげるとか、それだけでも随分印象が違いますよね。
そういう提案できるものがあると、話は先へ先へとつながっていくものです。
それこそ、スティーブ・ジョブズのように。
そう考えたら、それをやらない手はありませんよね?
「One more thing」持って行っていますか?
誰かに会う、集まりに参加する、パーティーに出席するときなど、そういうときになにか手土産を持っていけたら相手に与える印象も変わるし、なにより主催者や主賓のことをスマートに気遣えますよね。
やってみればわかりますが、相手にとっても、あなたにとっても、お互いに好印象を残すことができます。
なにも「One more thing」のような隠し玉でなくてもいいので、ただ会うだけ、ただ参加するだけ、ただ出席するだけではなく、なにかひとつ提案できたら相手はきっと喜んでくれるのではないでしょうか。
それはモノに限定せず、相手にとって印象のあるもの・ことすべてが対象です。
どこにその鍵があるのかは、相手とあなたの関係性次第です。
もちろん、ジョブズばりの「本命隠し玉」を提案してもいいのですが、それだと出しどころが難しいので、これは上級者向きです。
これができる人は相当場馴れしているか、主催者サイドと綿密に打ち合わせしているか、そのどちらかでしょう。
そもそもですが、みんなジョブズを目指す必要はないので、自分ができることで「One more thing」を用意できればいいんですよ。
なにを用意するかはあなた次第ですが、小さなところから始めてみれば、次第になにを用意すれば良いのかわかるようになりますよ。
ぜひお試しあれ。