それ、疲れませんか?
自分のキャラ設定ってなんだ?
この手のタイプの人に年1〜2人くらいのペースで出会うのですが、なんというか、自分で決めた「こうありたい」というイメージ像を設定して、それをかたくなに守っていて、そこから絶対ブレないんですよね。
意思が固いとも取れますし、ただ頑固なだけとも取れますが、とにかく自分の設定した世界観・キャラクターから一切はみ出ないんですよ。
ぼくが出会ったキャラ設定の実例としては、「やり手のビジネスマン風」だったり、「ぶりっ子」だったり、「知ったかぶり」ですね。
自分がイメージする自分を好きに演じるのはいいですし、それで自分が満足できて、さらには自身の能力をより発揮できるっていうのならいいですが、まわりにものすごく迷惑をかけているパターンにもよく出くわしまして。
それはもうダメでしょう。
いくら自分がより活発に、より大きく動けるからといって他人に迷惑をかけてしまっては、それでは身勝手な自己満足です。
自分の中にある承認欲求を満たそうとするあまり、周囲の人から煙たがられてしまっては承認すらされませんよ。
そもそも、そのキャラ設定って疲れませんか?
そんなことをしなくてもあなたは本来魅力的なはずなのに、それを表面上で演じてしまっては自分の身になることはありませんよ。
なりたい自分を演じるのではなく、なりたい自分になりに行かなければ、いつまで経ってもあなたの理想には近づけません。
もっとラクに生きよう。
自分が「こうありたい」と思うイメージ像に近いキャラ設定をするのはいいとして。
そうすることで自分が生きやすいとかあるのなら、それで良いと思うのですが。
そのキャラ設定にこだわるあまり、変に肩肘張ってしまい、気が付いたらそのキャラを守ることに精一杯になってしまう…。
自分のこだわりを貫くあまり、自分が消耗していることに気が付いていません。
演じるストレスでイライラしたり、周囲に当たったりするのなら、演じるのをさっさと止めてしまいませんか。
そんなことをしなくても生きていけるはずですし、そんなことをしなくてもあなた自身の個性や魅力があればまわりの人はあなたをちゃんと見れくれますよ。
理想を演じるより、等身大で生きていける環境を自分の力で切り開いたほうが数百倍幸せになれるはずです。
変にこだわらず、もっと自由に、もっと思いっきり生きられる環境を得るために、まずはそのキャラ設定を止めませんか?