格安SIMが流行っています。
ここ最近流行っている格安SIM。
名前を聞いたことがある人は多いでしょう。
かくいうぼくも3年ほど前からデータ通信のみで使い、2年前には主回線をMNPして格安SIMに乗り換えました。長く使っていますがずっと快適そのものです。
でも、格安SIMについて「乗り換え方がわからない」とか「電話できるの?」とか、いろんな不安を覚える人が多いのもまた現実で、まだまだいろんなハードルが高いと思われています。
大手キャリアは維持費が高い(その分サービスは良いけどね)
たしかに、大手キャリアはサービスがいいんですよ。各所にショップが立ち並び、そこに行けば様々なサポートが受けられます。スマホ自体のトラブルについてもサポートしてくれるので、機械に弱い人にとってはとてもありがたい存在ですよね。
逆に言うと、その分料金は高いです。
ガラケーからスマホに乗り換えたら料金が高くなったという話をよく耳にしますが、もちろん通信費を含む維持費自体が高いのですが、見えないところでかかっているサポート費用だったり、各種サービス費用が高く付いているんですよ。サポート要員の人件費や店舗維持費がかかっているのだから当然ですけどね。
そういう部分を含めての大手キャリア料金なんですから、契約している人はそこを納得して支払うべきですし、「使うか使わないかは別にしてサポート・サービスを買っている」という自覚を持っていたほうがいいでしょう。
そこが要らない人・自分で解決できる人にとっては高いだけですし、格安SIMや格安スマホは別に難しいものではないので、乗り換えると確実に幸せになれますよ。
乗り換えはかんたん!
難しいと思われている格安SIMですが、店頭サポートがない以外は大手キャリアと大差ありません。最近では店頭サポートが受けられる拠点を増やしている会社もいくつかありますので、不安だったらそういうところと契約するのがいいでしょう。
電話番号を引き継ぐMNP乗り換え自体は超かんたんです。ざっくり言うと4段階で作業は終了します。
- いま契約している大手キャリアにMNP転出することを伝える(MNP予約)
- 大手キャリアから「MNP予約番号」をもらう
- 格安SIMをAmazonや公式オンラインショップで購入または店頭で購入するときに「MNP予約番号」を伝える
- 手元に届いたSIMを自分のスマホにセットして、iPhoneなら「プロファイル」、Androidなら「アクセスポイント名」を設定して乗り換え完了!
ポイントは大手キャリアに「MNP予約番号」をもらうことと、格安SIMを契約するときにその番号を伝えるところですね。
4番目の「プロファイル」「アクセスポイント名」は、格安SIMサービス会社が設定方法などを解説したマニュアルなどを添付してくれていますので、それに沿って設定すればOKです。
たったこれだけで作業は完了です。最近では自宅でMNP転入作業ができる格安SIMが増えてきましたので、自分の都合に合わせて作業することができます。
ほら、かんたんでしょ?
ぼくがオススメする格安SIM3選!
いま現在、ぼくがオススメする格安SIMを3つ選んでおきます。
iijmio(みおふぉん)
格安SIMといえばIIJmio(みおふぉん)!というくらいの老舗です。
一時はユーザー増にともなって速度が激減していましたが、最近は回復傾向にあります。ぼくも通話付き3GBプラン(月1,600円)を使っていますが、これで十分どころか満足度は非常に高いです。
いちばんの特徴は、1契約で最大10枚のSIMを共有できる「ファミリーシェアプラン」にあります。
10GBデータ通信2,560円+音声通話付きSIM700円(1枚)=3,260円が基本になりますが、音声通話月SIMを最大5枚まで追加できます。
例えば、家族3人がそれぞれ通話付きSIMを契約するとした場合、2560円+(700円×3人)=4,660円になります。通信量は10GBを3人でシェアしますので、1人あたり3.3GBくらいは使える計算ですね。4人以上になる場合は追加SIM費用として1枚400円が加算されますが、それでもまだまだ安いです。
ひとりで使っても良し・家族で使っても良しというIIJmio(みおふぉん)は格安SIMを検討するときにまず最初にオススメします。
mineo
後発の格安SIMサービス会社・ケイ・オプティコム社が提供しているのが「mineo」です。
基本的な料金プランなどはIIJmio(みおふぉん)とよく似ていますが、おもしろいのは回線を選べることと、ユーザーコミュニティが発達しているところです。
通常、格安SIMというとドコモ回線を間借りしたものになりますが、mineoだけはau回線も選べます。ご自分の住んでいるエリアや使用範囲を考えて回線を選べる点は他にない魅力と言えますね。
ユーザーの意見や、ユーザー同士の意見交換の場になっているコミュニティサイト「マイネ王」の存在も他社にはない取り組みで、そこにユーザー登録することで余った通信量を提供したり逆にもらったりできる「フリータンク」や、質問に対して回答してくれた方へお礼にパケット10MBを提供できる「チップ」など、おもしろい仕組みができています。
特に「フリータンク」は面白いですし、実用的なのでうまく活用するのがオススメです。
かなり丁寧に書かれているご利用ガイドがついてくる点もうれしいです。
ぼくはiPad mini 4のデータ通信回線として「Dプラン・3GBプラン」を契約して使っています。オススメ!
今お使いの端末そのままで!スマホ料金を丸ごとおトクにするmineo
NifMo
インターネットプロバイダの老舗・ニフティが手掛ける格安SIM、それが「NifMo」です。
こちらもmineoと同じく後発の格安SIMですが、サービス開始当初から通信品質が良いと評判になっています。
毎月、各社格安SIMの通信速度を比較しているサイトなどを見ていても、必ず上位にいて、時間帯によっては1位に付けていることも多いのが特徴です。
格安SIMアワード2015で「通信速度部門」で優秀賞、「コストパフォーマンス部門」で最優秀賞になっています。
おもしろいところでは、提携しているショップで買い物をすると、その金額に応じて割引が行われる「nifmoバリュープログラム」があるところです。
通信速度は速いに越したことはない!と考えている方には特にオススメですね。
知識を身に付けておトクな格安SIMライフを送りましょう♪
格安SIMは知っているけれどなんとなく手が出しづらい…と思っている方はきっと多いと思いますが、ちょっとの知識さえあればだれでもかんたんに使えるものです。
乗り換えれば維持費は大幅におトクになるので、これを使わない手はないですよね。
ぜひ検討して、今年こそおトクに格安SIMデビューしませんか?
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格安SIMってなに?どう使うの?などの疑問にお答えする記事を他にも書いています。そちらも合わせてお読みください。
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