通勤時間を有効活用しています。
ここ2ヶ月くらい、仕事が忙しくなってしまい、思うように自分の活動ができていません。
余裕のあるときにやるのが自分の活動ではなくて、普段からやり続けることが活動だと考えているので、この状態ではよろしくないなぁと思いながら、なかなか抜け出せずにいます。
つい先日、自由な生き方をすると宣言した矢先にこれです。こりゃたまったもんではありません。ついには2日間連続でブログ更新が途絶えてしまったりして、さすがにああ何をやっているんだろう…と思ったばかりです。気にせず気楽にやっていくスタンスではありますが、そこは崩しちゃいかんやろという感じですね。
そんなぼくが、ここ最近通勤時間を使ってやっていることがありまして、それは今後きっと活きてくると考えています。
本嫌いが本を読むようになった、その理由。
わたくし、本を読むのが苦手です。
それは小さい頃からそうで、感覚やら思ったままに生きてきたというのと、あまり落ち着きがなく興味がわかなければすぐに次へ次へと移っていってしまう性格なので、他人の感覚で書かれた文章というのがどうしても読めませんでした。
ときどき自分の中にスッと入ってくる作家さんがいて、そういう方を見つけると作品全部を読みつくすまでひたすら読むことはしてきましたが、それはめったにない現象です。超レア。
いま思い返してみれば、そういえば小さい頃から「本を読め」とずっと言われ続けていましたが、当時はその意味がわからず、面倒だし読みづらいし読みたくないからイヤだ!と思って、本を読むことなく今までやってきました。
そんなぼくが、急に本を読むようになりました。
そのきっかけになったのが誰かの本とかではなく、Kindle Paperwhiteを手に入れたことで、その結果読む機会が増えました。
あまりに手軽に本が読めること、何十冊もの本をたった1枚のKindle Paperwhiteに収められること、気になったらすぐに買って読める点が、ぼくの中に眠っていた読書欲を後押ししてくれました。
さいわい、携帯メール文化→スマホ文化へと発展してきた時代に生きているので、活字を読むこと自体には慣れています。だから読むようになったのですが、でもこう言ってはなんですが、素人が書く文章では得られるものが極端に少ないんですよね。
じゃあ何だったらいいのか?というと、作家さんが書く文章・本を読むこと、そういうものに普段から触れていることが大事なんですよね。いわゆるブロガーの記事ではダメで、同じブロガーでもプロブロガーや精力的に活動しているブロガーだったり、プロの作家の記事や本を読むことに意味があると考えています。
なにかを生み出し続けていて、それが一定の成果につながっている方が書かれる文章は、やっぱりひと味もふた味も違うんですよね。それがプロになると、本や記事を開いた瞬間にその世界がワッと広がってきて、自分を引き込んでいくのがわかるくらいです。
もうまったく違うんですよね。
そういうところに触れ続けることで、それがそのまま自分の文章力を鍛えるという部分にもつながっていきます。
ちゃんとした文章を読んで文章力を鍛える。
記事や文章・コメントなどを書くということは、それを他人に読んでもらう行為に他なりません。
自分が書いたものを他人に読んでもらい、伝えたかったことが伝われば大成功!となりますが、文章がヘタなうちはそうはいきません。
ぼくのブログもまだまだヘタの領域を出ていないと思っていますが、それでも書き始めた当初の文章を見返してみると今以上にひどかったりします。そういう意味では、書き続けたことによって伝え方が改善されてきたと言えそうです。
でも、この先も書き続けていくには、やっぱり文章力は何においても重要だと思うんですよ。それを鍛えるためには、やはりプロの文章に触れ続けることが大事になってきます。
というわけで、以前なら通勤時間はほぼすべて情報収集に当てていましたが、今現在はほぼすべて読書時間になっています。さすがにゆっくり読むというわけにはいきませんが、それでも本が読めるというのは楽しいですし、自分の世界に没頭できるのは嬉しいです。
いずれそれがぼくの身になって、ブログ記事のどこかで還元できるくらいになればいいなぁ。