いやはや、1月も終わりに差し掛かってきて、平日仕事の方が忙しくなってきました。
こうなると、色んなところに支障が出てくるんですよね。
それも、ただ支障が出てくるのではなく、自分の思考パターンにも問題が出てきそうでイヤなんですよ。

「忙しい」は心を亡くすだけで済まない。
「忙しい」とはよく言ったもので、読んで字のごとく「心を亡くす」ことです。
ぼく自身もよく感じることではありますが、自分ばかりが大変そうな感じに「忙しい」とか言っちゃうのはイヤだなぁとつくづく思っています。
最近だと、昨年12月はまさに忙しくてものすごくバタバタしていたのですが、振り返ってみるとなにかにつけて「忙しい」と言っていました。
しかも、その忙しさのせいであちこちにご迷惑をおかけしてしまいました。
あれはまったくもって失礼でした…。
実際のところ、だれでもなにかに忙しいんですよ。
忙しくない人なんて、たぶんいません。
でも、仕事が立て込んでくると、つい言っちゃうんですよね。
「忙しい」って。
それを言うことで、どれほどの損をしてきたことか。
友だちに会いたいのに会えない、やりたいことがあるのにやれない、行きたいところがあるのに行けない、などなど。
実際に起こっていることだから仕方ないと思う反面、それ本当に自分が望んでいたことなの?と疑ってしまいます。
そもそも、その友だちに会いたかったの?とか、そんなにやりたかったの?とか、そこに行きたかったの?とか、疑いますよね。
それくらいの思いしかなかったのかと思うと、毎日ものすごく言い訳している自分がいることに気が付いてしまいました。
口に出すとそのとおりになるから良くない。
みんな、忙しいことはわかっているんです。
程度の差こそあれ、誰だってなにかで忙しいんですよ。
それをわざわざ口に出して言うと、聞こえが悪いとかではなく、なんだか寂しい人だなぁと思ってしまいます。
自分は意識していないつもりでも、つい口に出してしまうことってありますよね。
だれがなにをどう言おうと勝手ですが、言葉に出してしまうと意外とそのとおりになったりするんですよ。
呼び込んでしまうのか、なんなのかわかりませんが、口に出すと意識していなくてもどこかで覚えているんでしょう。
それが負のスパイラルのきっかけになってしまい、そのまま悪い方へと流れていってしまう…。
そんなのダメですよ!
ずっと我慢しろとは言いませんが、日常的に「忙しい」と言いまくってしまうのはよろしくないです。
逆の立場になって考えてみてください。
それを聞かされる方にとってはちっとも面白くないし、つまらないですよね。
そういう人とはあまり話したくありません。
それくらい、これって重いんですよ。
もし今、自分が「忙しい」と言うことで損してきたな…と感じているのなら、いますぐその口ぐせを強烈に意識してでも修正しましょう。
気をつけて言わないようにできればまわりに不快な思いをさせずに済みますし、自分にとってもそういう意識を持たずに済むようになれるはずです。
この先も「忙しい」と言いながらなにも解決しないまま毎日を死んだように過ごしたいのか、それとも忙しかろうがそれを口に出さずに目標に向かって一生懸命過ごすのか、それはあなた次第です。
まずはそこからはじめませんか?