一人暮らしをしてると、食事の準備は常に付きまとう問題です。
実家にいれば誰かが準備してくれて、会社・学校から帰ってきたらもう用意されている…なんてことがあると思いますが、そこは一人暮らしですので自分で何とかするしかありません。
外食すればラクだけれどその分お金がかかるし、コンビニで買うのもだんだん飽きてくるし。
そうなってきたら、自炊を始めるチャンスです。
用意できるところからやってみる
自炊するといっても、何も気合を入れて作ろうとする必要はありません。
全部を一から作ろうとするのではなく、出来るところだけ用意してあとは買ってくるというスタイルにすれば、無理なく自炊生活が始められます。
特にオススメなのが、ご飯を用意しておくこと。炊いたご飯を一膳ごとにパック詰めして冷凍保存しておけば、電子レンジで温めればいつでも食べられます。あとは惣菜を買ってくれば、充分立派な献立です。
ぼくは一人暮らしをするまで、学校の調理実習とか宿題以外で包丁を握ったことがありませんでした。包丁なんて絶対に使えないと思い込んでいて、自分で買うことはないだろうとさえ思っていたのですが、そんなぼくが自炊を始めたのは食生活を考えたことがきっかけです。
一人暮らしをし始めた頃はコンビニであれこれ買って食べていましたが、すぐに飽きまして。商店街が活気のあるエリアに住んでいて、惣菜を売っているお店がたくさんあるので、程なくしてそちらで買うようになりました。
でも、やっぱりそれもだんだん飽きてくるんですよね。
実際に買ってきているものをよく見ると、知識さえあればこれくらいは作れるよな…と思うものもいくつかあったので、もしかしたらもっと安く食べられるのではないか?と、ここで初めて気が付きました。
自分で何か作れれば一人暮らしがもっと楽しくなるし、せめて一品でも用意できたら食卓を豊かに出来るよな…などと考えて、そこで道具を買ってきて作り始めました。
最初は冷凍ご飯を用意するだけでしたが、すぐにきゅうりや白菜を買ってきて浅漬を作って冷蔵庫に保存するようにしました。そのうち野菜をしっかり食べたいな…と思って、シリコンスチーマーを買ってきて蒸し野菜を作ったり、鮭の切り身を蒸してご飯のお供にしてみたりと、色々挑戦し始めました。
また、カレーやシチューなどをわざと大量に作って冷凍庫にストック。何日かに分けて食べるなどの工夫をしてみました。
そんなことを繰り返しているうちに、気が付けば今ではサッと作れる料理が幾つかありますし、何なら全部用意することも出来るようになりました。
最強のスキル=自炊力を身につけて、料理と食事を楽しもう!
自炊は、やらなければ身に付きません。
でも、一度覚えてしまえば、一生使えるスキルになります。覚えさえすれば、どこでも使えます。しかも、続けているうちに自然と上達していきます。
こんなにお得なスキルはないです!
「料理できたらカッコいい」ですとか「料理男子がモテる」と言いたいわけではありませんが、少しずつ料理ができるようになってくると、あれこれ挑戦したくなるんですよね。それを繰り返しているうちに、また新しい料理を覚えたりして、どんどん好回転していきます。
自分でメニューを作ってみたり、面白い食材を使ってみたり、できることがたくさんあって、考えるだけでも本当に楽しいです。
これから一人暮らしを始める方は、ぜひ自炊に挑戦してください。生活の楽しみがグッと広がりますよ!
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ぼくの一人暮らしの知恵をまとめています。ぜひお読みください。
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