巷で話題になっている「THE LAST COP」を見ました。
日本テレビとHuluが共同製作したドラマです。
これ、オモシロイです!
気が付いたらすっかりのめり込んでしまいました。
設定が泣ける
唐沢寿明が演じる主人公・京極浩介は型破りな熱血刑事。
ある事件を追っている最中に不慮の事故で昏睡状態になってしまい、目が覚めた時はあれから30年経っていました。
すぐに妻の元へと向かいますが、そこには後輩刑事と再婚した妻(和久井映見)が。
2歳だった娘も32歳に成長しており、しかも本当の父親のことは覚えていない…。
もうこの設定だけで泣けてきます。
30年眠っていた人がパッと目覚めたら、激変した世の中についていけず、どうしていいかわからなくなりますよね。
しかも、心の支えになるはずの妻は再婚、娘は自分のことを覚えていないだなんて、もう誰も頼れないじゃないですか。
ちょっと想像しただけでもこれは相当ツラいです。
でも、京極浩介は違いました。
驚異的な回復力をみせ、昔の仲間に助けられ、もう一度刑事として立ち上がります。
最初は30年というギャップや妻・娘のことで打ちひしがれていましたが、気を取り直して、性格も考え方もまったく違う若いパートナー(窪田正孝)と共に、早速事件の解決に乗り出します。
身体は52歳ですが、精神的には昏睡前の22歳のままなので、若いつもりのままつい無理をしてしまって腰を痛めたりする…なんていう描写もあって、ああなるほどこれはツラいな…と妙に考えてしまいました。
しかも、今と昔では色んなことに対する考え方が大きく変わっています。
京極浩介が最初ここらへんのギャップに悩まされますが、次第に慣れていく様子と、昔からの刑事のカンを頼りに、窪田正孝演じるパートナーにはできないような行動力を見せて事件を解決に導いていきます。
この2人の組み合わせのギャップも、また見どころです。
WEB配信ドラマは増える
若者層のテレビ視聴時間が激減している中で、スマホの普及によってインターネット使用時間は激増しているのが現状です。
インターネットがテレビに置き換わった感じですが、手軽に使えるスマホの方がテレビよりはるかに便利だし多機能だしコンテンツ配信先として優秀だった、ということでしょう。
かくいうぼくも、テレビ視聴時間よりインターネット視聴時間のほうが断然長いです。
テレビは見ることしかできないので、時間ばかり取られてしまう上に別におもしろくないんですよね…。
インターネットであれば、自分が見たいものを見られますし、コミュニケーションも取れますし、コンテンツもたくさんあるので、こちらばかり使ってしまうのも納得できます。
でも、面白いドラマや番組があれば、それは見ます。
だから、色んなテレビ番組がありますが、テレビだけでの配信にこだわらずに、ぜひインターネットでも配信して欲しいんですよね。
そうすれば、テレビを見ない若者でも、スマホで見てくれますよ。
ただ、できれば自社のものしか見られないような独自サービスではなく、Huluのような汎用性の高いフォーマットに載せていただけると、ユーザー側としては便利です。
実際、Huluを見ていると、テレビで放映された番組がすぐにアップされることが多くなっています。
さっきテレビでやっていたものがHuluでも見られるということは、テレビが無くても、放映時間を気にしなくとも、好きなときに好きなだけ見られるわけです。
これはとても便利ですよ。
もうテレビにしがみつかなくていいわけですし、テレビ番組欄を気にしなくてもいつでもみられるのですから。
一旦これに慣れちゃうと、余計にテレビは見なくなりますけどね。
今回の「THE LAST COP」は、第一話だけがテレビでも放映されていましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
でも、この続きが見れるのはHuluだけです。
Hulu、良いですよ。
ぜひこの機会に使ってみませんか?