体験談です。
プログラミングを覚えるとソフトやアプリを作れるようになるのですが、副産物としていまパソコンがどんな処理をしようとしていて、なにが起きているのか、なんとなくですが検討がつくようになります。
これって結構大事!
いまの時代を考えたら、しっかり学習しておいた方がいいとぼくは思っています。
プログラミング知識がもたらす恩恵
世の中にあるソフトやアプリは、すべて誰かがプログラムを組んで作ったものです。
有名なパズドラやモンストもそうですし、Facebookだって同じです。もっというと、パソコンやスマホのOS自体がそもそもプログラムの塊ですね。
普段何気なく使っているそれらには、すべてプログラムが走っています。
そういうものを作っている人たちだって、最初はかんたんなプログラムを組むところから始まったはずなので、基礎を理解できれば、そこからは常に新しいプログラム言語を学びながら実際のソフト・アプリを作れるわけです。
つまり、一度覚えてしまえば、継続して勉強することは必要ですが、プログラム自体は作れますので、いつでもどこでもなにかを生み出すことができるようになります。続けていれば、そこから後に大ヒットするアプリが生まれるかもしれません。
プログラムを理解できると、そのプログラムがどんな動きをしているのかがわかります。どう動かしたいのか、いまどんな指示を出しているのか、これからどんな動きをするのか、自分で組んだプログラムが動いている様子を想像できます。
自分で組んだプログラムでなくても、大枠を理解して、ある程度の知見があれば、予測を立てられるようになります。つまり、いまどんな動きをしているのか、なんとなくですがあたりを付けられるようになるので、ちょっとしたトラブルくらいではまったく困らなくなります。
ぼくはこの状態で、よく使う業務ソフトならば、その動きや、受け渡ししているデータの状態がなんとなく見えています。
「こんなデータがあるのだから、こんな組み合わせで活用できないか?」など、いろいろ提案もできます。その業務ソフトはとてつもなく大きな塊なので、おいそれと手出しできるものではありませんが、あたりを付けたり、アドバイスするくらいはできます。
これだけでも、全然違いますよ。
他人と比較するのは好きではありませんが、知らなくても仕事はできますが、知っていたらより早く・よりスムーズに・正確に仕事をこなせますし、そういう人のところに色んな情報が自然と集まるので、さらに知識を得ることができます。
こんないいこと、ないですよね。
楽しみながら覚えよう♪
ぼくがプログラミングを覚えたのは小学生のときでした。
当時の担当の先生が丁寧に教えてくれたのはもちろんなのですが、楽しく覚えよう!というスタンスだったので、パソコンやプログラムに興味津々だったぼくはものすごい勢いでのめり込みました。
中学生になっても同じで、やはり担当の先生が楽しく覚えよう!というスタンスだったので、さらにのめり込むことになりました。
高校に進学してからは辞めてしまいましたが、小〜中学生時代にのめり込んだ理由としては、ちゃんと教えてくれる人がいて、とにかく楽しかったので、それがとても良かったと思っています。
なにより、毎回の課題がちゃんとあって、それをクリアするのが面白かったです。いまでいうところのゲーミフィングっていうやつですね。それをやっているうちに自分で考えてプログラムを組むようになって、もっとこう動かしたい!こうするにはどうすればいいの?という疑問を解決していくうちに、どんどん知識を得ていって、気が付いたらいろんな事が出来るようになっていました。
これって、なにもパソコンの世界に留まったことではなくて、普段の生活に大いに役立っています。
どうプログラムを組むと動かせるのかを考えているうちに、ものごとをロジカルに考えるクセが身に付きました。問題を抽出して、それを並べて、整理して流れを作るとか、解決する方へ導くとか、よりかんたんにするとか、そんなところで役に立つとは当時は全く思っていませんでしたが、実際にそうできている自分がいますので、やっぱり役に立っています。
いきなり「将来はスティーブ・ジョブズになってほしい!」とか、「ビル・ゲイツくらいになれるかしら?」などと期待してしまったら大変ですし、期待される方も迷惑ですが、これからプログラミングを覚えようと思う方は、ぜひ気負わずにゆっくり始めてみてください。
やり続けていれば自由に発想するようになって、そうなるとさらに面白くなりますよ。