ランサーオブザイヤー2017に出席してみて、日本の働き方が変わる節目をひしひしと感じた。

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ランサーオブザイヤー2017に出席しました。

Lancersが年に1回行っている大きな式典「ランサーオブザイヤー」(Lancer of the Year 2017)に出席しました。

2015年から行われていて、今回が3回目です。

この式典では、Lancersをとおして仕事をしている人=ランサーたちが大勢集まって、今年評価が高かった人や実績が高かった人などが表彰されます。

また、過去の受賞者によるトークセッションも行われて、フリーランスとして活動していくにあたっての様々な情報を得ることができました。

ぼくは今回はじめてこの場に参加したので、登壇された方の話や交流会をとおして感じたことをまとめてみます。

 

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「柔軟な働き方」という新しい選択肢に向かって動いている日本。

式典の冒頭で、Lancersの秋好社長、経済産業省の伊藤参事官からそれぞれお話がありました。

お二人からは、それぞれとても興味深いお話が聞けました。

 

国が真剣に考えている「柔軟な働き方」

安倍総理がドイツで開かれたITイベント・CeBIT(2017)で「 ITのチカラを使って、人口減少しても国を発展させていきたい 」と明言されたそうです。

さらには政府の中でも「働き方改革」が検討されていて、同じく安倍総理の言葉として「 2017年が日本の働き方改革のスタートの年として記憶される 」と仰っているそうです。

いまや従来の「日本型労働モデル」が破綻していて、長時間労働・残業あたりまえの正社員が多くいる中で、育児や介護などを行っている人たちが苦しんでいるのが現状ですよね。ぼく自身が過去に働いてきた会社でも、やはり残業があたりまえ・長時間労働あたりまえでした。

ここまでの状況を踏まえて、政府の中でいま検討されているのが「 柔軟な働き方 」です。伊藤参事官のお話によると、時間や場所・雇用関係にもとらわれない「まったく新しい働き方」を個人・会社に選択肢として持ってもらうことを目指しているのだそうです。

 

個人だけでなく企業も変わる。でもここが大変。

ここで大事なのは、変わるのは個人だけでなく企業も含まれている点です。あたりまえですが、いくら意識の高い個人がいても、企業が変わらなければ変化は起きませんよね。

でもこれには大きなハードルがあって、前提として会社の仕事をタスクに切り分けする必要があります。そうしないとフリーランスに仕事を発注できないからです。全部を丸投げするわけにはいかないからタスク切り分けが必要になってくるのですが、この作業がおそらく大変なので抵抗する企業が出てくることが予想されます。

ぼく自身が感じている部分ですが、会社の仕事をアウトソーシングできるくらいタスク化できている企業なんて、まだまだ全然ないです。あったとしても、整備ができていなくて、切り分けがうまくいっていないパターンだったりしますし。

だから、100%すべての会社がこれに乗れるわけではないでしょう。でも、はっきりルールが変わらないと、それに乗れない個人・企業は多いんですよね。自ら変化できる人はごくわずかだから、こればかりは仕方ないのでしょうけれど。

それが伊藤参事官の言葉の中にあった「選択肢」として整備されれば、動き出す企業は出てきそうです。

 

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フリーランスという働き方が注目されている理由。

秋好社長が提示された統計資料によると、フリーランス人口とそれによる経済規模は毎年増え続けており、十数パーセントの伸びを見せています。

人口が減っているのに経済規模が増えているということは、この働き方を選んだ人たちが増えていることと、仕事を発注する企業が増えているという証拠です。同じペースで成長を続けたと仮定した場合、2030年代にはフリーランスの経済規模が100兆円を超えるそうです。

フリーランスには専業の人もいれば、兼業・副業の方もいますが、メリットを感じてこの働き方を選んだ人が圧倒的に多いのではないでしょうか。

わかりやすいところで、時間・場所、さらには雇用関係にもとらわれない、自由で柔軟な働き方というのがメリットになると思います。この良さを理解できた人がフリーランスという働き方を選んでいて、その人口が増えているから注目が集まるのは自然なことだと言えそうです。

ぼく自身、会社員という働き方の窮屈さと、未来の無さに嫌気がさして、自分が好きな「書く」を武器にしてフリーランスに転向した身です。だから、このメリットは大いに感じているところです。

これが従来どおりの会社員をやっていたら、毎朝ラッシュにもまれて通勤して、残業付きの長時間労働をして、またラッシュにもまれて帰るんですよ。おもしろくもないことをこの先何年も繰り返せません。

 

2017年は日本の働き方が変わる節目だ。

秋好社長・伊藤参事官のお二人とも、2017年は日本の働き方が大きく変わる「節目の年」という認識をお持ちでした。言い換えれば、フリーランスという選択肢がもっと認知される機会がやってくる、ということでしょう。

日本はフリーランスに対しての理解が大変少ないです。駆け出しのぼくでさえそう感じるくらいです。でももし「こういう働き方があるんだよ」と後押ししてくれる環境があったら、積極的にそれを選ぶ人も出てくるでしょう。同時に、様々な制度が整備されていけば、人はもっと働きやすくなるはずです。

そういう大きな流れが、いままさに来ているということがよくわかりました。

働くのが好き・仕事が好きという人はきっとたくさんいるはずです。そういう人たちが、もっと自由に・もっと楽しく仕事できる環境が作られて、一緒に成長していけたらいいなぁと感じた式典でした。

ぼくはフリーランスという働き方を選んだばかりなので、長年やっているみなさんに比べたら知っている・わかっていることはとても少ないですが、とりあえず、誰にでもチャンスはあって、努力できればちゃんと成果につながって、それで生きていけるんだと言うことがはっきりわかりました。

とても大きな収穫を得られたので、この場に参列できて良かったです。