大手キャリア → 格安SIMの乗り換えはコスト試算をして移行目安を検討しよう。

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読んで字のごとく、格安SIMは維持費が安いです。

大手キャリアと比べたらいくつかデメリットはありますが、回避方法があるし圧倒的な価格差のおかげでそれらはどうでもいいものばかりです。

  • キャリアメールがない
  • 留守番電話が別途有料
  • 速度がそれほど速くない

やはりいちばん聞かれるのが「いったいいくらになるの?」「本当に安いの?」といった点です。

もちろんポイントはありますよ!というわけで、まとめてみました。

 

大手キャリア → 格安SIMの乗り換えはコスト試算をしてお得に移行しよう。

大手キャリアから格安SIMへ乗り換える(=MNPする)ときは、諸費用がかかります。

その経費をあらかじめ計算しておけば、どれくらいお得になるのか、いったいいくらかかるのかが、すべてわかります。

先に結論をお伝えしておくと、「大手キャリアの解約手数料+次回更新月までの期間の維持費合計」と「格安SIMの契約手数料+同じ期間での維持費合計+大手キャリアから転出にかかる費用」を算出して、格安SIMのほうが安くなるようだったらお得になります。

それを確認する手順は以下のとおりです。

  1. 大手キャリアを次回更新月まで使った場合の維持費合計+「大手キャリアから転出にかかる費用」を確認する。
  2. 格安SIMの契約手数料+同じ期間での維持費合計を確認する。
  3. 両者の金額を比較して、明らかに安くなるほうを選ぶ。

 

手順1,大手キャリアを次回更新月まで使った場合の維持費合計と、「大手キャリアから転出にかかる費用」を確認する。

まずはいま現在使っている大手キャリアを次回更新月まで使った場合の維持費合計の他に、「大手キャリアから転出にかかる費用」を把握しておく必要があります。

 

●次回更新月までの維持費合計を確認する。

これはとてもシンプルで、現在の契約内容を確認すればOKです。

あなたがいま2年契約の何ヶ月目で、残り何ヶ月あって、プランがどうなっていて、機種代はどれくらい支払ったのかを確認しましょう。

 

●「大手キャリアから転出にかかる費用」を確認する。

大手キャリアからMNP転出する際にかかる費用がありますので、そちらも確認して格安SIMに乗り換えた場合の費用に足します。

確認する項目は4つあります。

  • 途中解約手数料
  • MNP転出手数料
  • スマホ本体の分割払い残高
  • SIMロック解除手数料(必要な場合のみ)

「解約手数料」は2年契約の更新月であればかかりませんが、それ以外の場合は必ずかかります。解約手数料をかけずに解約できるチャンスは、更新月として猶予を与えられた1ヶ月間だけなので、現在の契約状況を把握しておきましょう。

もうひとつ気をつけなくてはならないのが、お手元のスマホを分割払いで購入した場合です。分割払いがまだ残っている状態で解約すると、残りの残金を一括で支払うことになります。この点は注意が必要です。

「SIMロック解除」には要注意!

契約する格安SIMによってはスマホを大手キャリアで「SIMロック解除」する必要があります。

例:au版iPhoneを格安SIMで使う場合

  • LINEモバイル(ドコモ回線)で使う → SIMロック解除が必要。
  • UQモバイル(au回線)で使う → そのまま使える(SIMロック解除は不要)

このSIMロック解除は、キャリアごとに対応機種が決まっています。多くの人が使っているiPhoneも全機種が解除できるわけではありません。この点も注意が必要です。

大手キャリアからMNP転出するときは、先にどれくらい費用がかかるのかを必ず確認をしてから行いましょう。

大手キャリア契約のiPhoneで格安SIMを使う4つの方法。「SIMロック」がポイントです。

2017.06.16

 

手順2,格安SIMの契約手数料+同じ期間での維持費合計を確認する。

格安SIMに乗り換える場合のコスト試算は、格安SIMの契約手数料+維持費を確認します。

  • 契約(事務)手数料
  • 選ぶプラン(毎月の維持費)× 現在使用中の大手キャリア次回更新月までの月数

格安SIMの場合は、契約手数料はどこもだいたい3,000円ほどです。ここに加えて「SIMカード発行手数料」がかかるところもあります。

 

手順3,両者の金額を比較して、明らかに安くなるほうを選ぶ。

手順1・2で確認した費用がわかったら、こんどは両者を比較します。

⇒(大手キャリアを更新月まで使った場合の維持費合計)ー(格安SIMを同じ期間使った場合の維持費合計+契約手数料+「大手キャリアから転出にかかる費用」)

そして明らかに安くなる方を選びます。はたして、どちらが安くなるでしょうか?

ざっくりの分析ですが、大手キャリアでスマホ本体の分割払いが残っている人は、その分を一括で支払う必要がでてくるため、支出が増えるはずです。一括支払いをして払い終わっていたり、分割払い自体が終わっている人は、その分のコストがかかりません。

 

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モデルケースで比較。

上記の比較方法を使って、モデルケースで検討してみます。

 

【設定】

  • LINEモバイル・コミュニケーションフリープラン3GB(月1,690円)にMNPしたい。
  • 現在はドコモで契約中。
  • 2年契約うち1年が経過(残り12ヶ月)
  • iPhone6s 128GBを分割払い中(月1,161円/総額27,864円)
  • [現在のプラン]カケホーダイライトプラン 1,700円+データSパック 3,500円+SPモード 300円。

※ドコモの料金はiPhone料金シミュレーションから算出しました。

 

現在の維持費。

現在の毎月の維持費は以下のとおりになります。

  • カケホーダイライトプラン 1,700円
  • データSパック 3,500円
  • SPモード 300円
  • 機種代分割払い 1,161円(税込)
  • 合計:7,101円

更新月までの1年間(12ヶ月)払い続けたとしたら、これくらいかかります。

⇒ 7,101円 × 12ヶ月 = 85,212円

 

この状態でMNP転出した場合、事務手数料などでこれくらいの費用がかかります。

  • MNP手数料 … 2,000円
  • 途中解約手数料 … 9,500円
  • 機種代一括支払い …1,161円 × 12ヶ月 = 13,932円

 

格安SIMに移行して使った場合。

いま現在の状況で格安SIMに乗り換えた場合。

LINEモバイル・コミュニケーションフリープラン・3GBは月1,690円なので、こんな計算式になります。

⇒ 1,690 × 12ヶ月 = 20,280円

大手キャリアからMNP転入してきた場合、新規契約手数料(MNP転入転入費用)が3,000円かかります。

 

大手キャリアを使い続けた場合と、MNPして格安SIMを使った場合を比較。

両者の試算がそろったところで、比較してみます。

 

【単純な維持費比較】

まず単純に維持費だけで比較した場合、このようになります。

  • ドコモを使い続けた場合 → 85,212円
  • 格安SIMで使った場合 → 20,280円(64,932円削減)

12ヶ月間で65,000円ほどコスト削減ができるので、圧倒的に格安SIMが安いですね。

よく「格安SIMは安い」と言われていますが、そのとおりということがお分かりいただけるかと思います。

 

【大手キャリア → 格安SIMキャリアへMNPする場合の総額比較】

単純な維持費比較だけでは、乗り換えた場合にかかるコストがわかりませんので、MNP転出 → 転入までを計算に入れて見てみます。

  • ドコモを使い続けた場合 → 85,212円
  • 格安SIMへMNPした場合の総額費用 → 2,000円+9,500円+13,932円+20,280円+3,000円 = 48,712円(36,500円削減)

このモデルケースの場合、大手キャリア2年契約の途中で格安SIMへMNPしたとしても、十分安くなることがわかりました。

ドコモの方は現状のままなので変わりませんが、格安SIMに乗り換えた場合は維持費の他に様々なコストが発生することがわかりますよね。それでも十分安くなっているので、これは乗り換えるメリットがありますね!

 

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まとめ:「安い」というだけで乗り換えては危険。しっかり試算してから乗り換えましょう!

まとめます。

現在の契約状況を調べる(プラン・契約年数)

  1. 現在使っている大手キャリアからMNP転出した場合にかかる費用を調べる(途中解約手数料・MNP転出手数料・機種代分割払い残高)
  2. 乗り換え先の格安SIMのプラン・MNP転入手数料を調べる
  3. 現在使っている大手キャリアの更新月までにかかる維持費総額と、格安SIMに乗り換えた場合の費用合計(【2】の乗り換え費用+【3】の合計)を算出して比較する

格安SIMに乗り換えるとお得になる・安くなるとはよく聞きますが、実際に乗り換える際にはしっかりとした比較が必要です。

これをやっておかないと、「安くなるって聞いたのにそうでもなかった」とか「機種代が高くてお得感がなかった」という感想を持つことになり、最悪の場合クレームなどを起こす話にもなりかねません。

でも、乗り換えるのはあなたです。あなたのスマホのことで他人のせいにしても、なんら解決できません。せめて自分でしっかり把握するべきです。

慣れないうちは手間かもしれませんが、ぜひ現状をしっかり把握して、その上で乗り換えましょう!

[完全版]これさえわかればOK!格安SIMの超かんたんな乗り換え方法まとめ。

2017.06.14

 

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2017年に入ってから、ぼくは格安SIM・LINEモバイルにMNPして乗り換えました。速度が速くて、LINEがデータ消費ゼロなので、とても便利に使っています!

毎月の通信費を12,801円 → 1,200円〜に下げる!格安SIM・LINEモバイル加入方法+おすすめプラン

2017.04.08

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980年4月生まれ。東京都出身。ギター弾き×Webライター×プロブロガー。
ブログを書きまくってたら会社を辞めることになりました。それを期に好きなことだけして生きています。
自身の好きなこと・スタイル・考えなどを発信中。
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