逃げることは悪いことなんかじゃない。自分の身を守るためなら遠慮なく逃げましょう。

本当に辛いときや、身の危険を感じたときは、遠慮なく逃げていいんです。

でも、それを認められない大人がどれほど多いことか。

自分を守るためなら、他人の目線なんか無視して逃げてください。

逃げることが悪いことだと誰が決めたのか

いつの時代の発想でしょうか。

どんなに辛くても、苦しくても、耐え忍ぶことが美しいですか?

そこから逃げ出したら、その人は悪いのでしょうか?

すみません、それ誰得なんですか?

 

辛いときに「辛い」と、苦しいときに「苦しい」と、正直に言えないようでしたら、そもそもダメですよね。

歯を食いしばってがんばるのが好きなら構いませんが、それでも自分の気持ちや状態を表現できなかったり、誰にも相談できないだなんて、どうかしています。

もし辛い・苦しいと感じているのなら、それがあまりにもひどいと思うのだったら、遠慮なく逃げていいんです。

 

残念ながら、多くの人が逃げることを良しとしませんよね。

「逃げたやつは弱い」だとか、「逃げるなんてとんでもなく悪い」だとか、そんな風に思っている人が大半ではないでしょうか。

それだからやっかいです。

何を言っても、きっとこいつは逃げないし反抗しないしこのまま黙々とやるだろう…と思われているとしたら、平然とブラックな発言をしてくるやつだっています。

逃げることを良しとしないのが当たり前のように思われているから、逃げないことが前提となって、嫌がらせくらいは平気でしてくるでしょう。

 

でも、自分の身を守ることの方が大事です。

あまりにも辛い・苦しいときに、どうして逃げてはいけないのでしょうか。

それが積もり積もって自殺する人だっています。

自殺する勇気があるのなら、なぜ逃げ出す勇気が出なかったのでしょうか。

逃げることは他人から見たら悪いように見えるのかもしれませんが、その立場に置かれた本人にしてみれば大きな前進です。

遠慮なく、その一歩を踏み出してください。

「逃げていいんだよ」と伝えるべき

ぼくがアドバイスすることがあれば、必ずこう言います。

万が一、どうしても辛いとき、苦しいとき、自分ではどうにもならないとき、遠慮なく逃げていいんだよ、と。

そうならないように助けられればいいのですが、そう出来ないときや、そもそも相談に来た時点で手遅れなときだってあります。

その結果、とんでもなく苦しい思いをするくらいなら、頭を切り替えることだって選択肢としてアリだと思っているからです。

 

この一言を伝えられるか、または知っているかで、本人が抱えるストレスは相当変わります。

逃げたからといって人付き合いが変わるわけではありません。

友達がいなくなるわけでもありません。

だから、まわりにいる人は、ぜひ一言伝えてあげてください。

逃げていいんだよ、と。

 

もちろん、ぼく自身も万が一のことがあったら、そうします。

幸いなことに、今までそういうことはありませんでしたけれど。